新たな視点からのワインキャリア
2026年2月5日に、柴田書店から『ワインキャリア論』が出版される。著者は、広尾にあるワインスクール「WINE plus」を運営するワインエクスペリエンス株式会社で、ワイン業界で活躍する30名を取り上げ、そのキャリアの道筋を掘り下げる本書は、業界特化型のキャリアビジネス書として注目を集めている。
ワイン業界の多様性を描く
『ワインキャリア論』は、ソムリエや生産者、インポーター、販売員、プロモーターなど、ワインに携わる多様なプロたちの経験を集約している。特に、現在高評価を受けているソムリエのバックストーリーを知ることで、ワイン業界の多面的な側面を垣間見ることができるだろう。また、ワイン業界でのさまざまなキャリアパスが示されており、「ワインで食べていきたい」と願う人々にとっての指針ともなるはずだ。
本書では、慢心が許されない厳しい業界で、成功するための秘訣や失敗談などが詳述されており、特に今後のワイン業界を目指す若手や学生たちにとって有益な情報が詰まっている。
著名プロたちの生の声
本書に寄せられた30名のインタビュイーは、業界内での成功を収めた素晴らしいメンバーばかり。磯部晶子氏(etoile)、岩崎麗氏(バルニバービ)、大越基裕氏(アンディ)、大塚麗子氏(リュクスジャポン)など、各専門分野からの視点を提供している。彼らのキャリア形成の過程を知ることで、読者はワイン業界の広がりや可能性を実感できることだろう。
書籍の背景と目的
本書は、WINE plusが始めたオンラインメディア企画「THEワインキャリア」が起点となった。多くの人はワイン業界といえば「ソムリエ」を思い浮かべるだろうが、実際には多種多様な職種が存在することを広く認識させる狙いがある。さらに、業界内でもその多様な職種があまり知られていないため、それらの姿を紹介することが重要だと感じた結果、書籍化が決定された。
本書は多くの関係者の協力を得て、オンラインの記事をさらに発展させたものであり、業界の新しいロールモデルの紹介を通じて、若い世代へのメッセージを発信している。
イベント情報とコミュニケーションの場
書籍の発売に合わせて、ワイン業界におけるキャリアについてのセミナーや講演イベントも予定されている。興味のある方は、メールでの問い合わせが可能。ワインを通したコミュニケーションが行える「WINE plus」では、ワインを購入したり、飲んだり、識ったり、さらにはつながる体験を一箇所で楽しむことができる施設として注目されている。
ワイン業界におけるキャリアの多様性を考える機会として、ぜひ『ワインキャリア論』を手に取ってみてほしい。ワインを通じた新しい価値観やキャリアの選択肢が広がることだろう。