印傳屋が新たな一歩を踏み出す
1578年から続く歴史を誇る印傳屋(本社:山梨県甲府市)が、2025年3月31日にコーポレートサイトを刷新することを発表しました。このリニューアルに伴い、印傳屋はブランドスローガンとステートメントを新たにし、印伝の魅力を国内外に広めるための新しいブランドムービーを公開します。
伝統と革新をつなぐブランドムービー
新たに公開されるブランドムービー「Inspiration from Yamanashi, Japan」は、印傳屋が受け継いできた技術や美しさを映像で表現しています。440年以上にわたる歴史の中で、職人の手によって創り出される印伝の美しさや、四季折々の自然からインスピレーションを受けた作品の数々が、視覚的に伝わるノンバーバル・ムービーとして仕上げられています。この映像を通じて、言葉を超えた感動と印伝の魅力が感じられることでしょう。
印傳屋の思いと職人技
印傳屋は、「ひとを想う」こころを大切にしています。これまでにも多くの人々に愛されてきた印傳屋の歴史は、印伝を受け取る人、技を継承する職人、そして生まれ育った甲州の人々との深い結びつきによって形成されてきました。今回のスローガンの刷新は、そんな印傳屋の伝統と新たな挑戦を象徴しています。印伝の技は、時を超えて革新を続け、戦国時代の武具から道具、そして今ではおしゃれなファッションアイテムへと進化を遂げています。
伝統を知るための紹介ムービーも公開
印傳屋のコーポレートサイトのリニューアルに際して、印伝の歴史や職人技に関する紹介ムービーも新たに公開されました。このムービーは日本語、英語、中国語の多言語対応で、世界中の人々に印傳屋の魅力を伝えることを目的としています。これにより、印伝が持つ深い意味や背景を多くの方々が理解できるように工夫されています。
春篇TVCM「cherry blossoms of spring」も展開
さらに、3月1日からはTVCM 春篇「cherry blossoms of spring」が山梨県内で放映開始されます。このCMでは、春の訪れに合わせて受け継がれる職人技の美しさが表現されており、音楽には近藤浩平氏の楽曲が使用されています。
印伝の起源と甲州印伝
印伝は、かつて南蛮貿易で伝わった装飾革から進化し、甲府に特有の技術が加わることで発展しました。江戸時代には鹿革と漆を独自の技法で組み合わせることによって「甲州印伝」が誕生しました。そして現代では、財布やバッグなど、様々な革製品が国内外で愛されていることから、経済産業大臣によって「伝統的工芸品」にも指定されています。
印傳屋の未来に向けて
印傳屋は創業以来、技術の向上と共に、人々の心に寄り添う製品作りを心がけてきました。これからも「ひとを想う」という理念を大切にしながら、今を生きる人々に響く製品を提供していくことでしょう。新しいコーポレートサイトやムービーの公開は、その第一歩と言えるでしょう。
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