BIZUTTO経費とKyash法人送金サービスの連携
アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は、経費精算サービス「BIZUTTO経費」を通じて、株式会社Kyashが提供するデジタルウォレットアプリ「Kyash」との連携を発表しました。この連携により、企業は従来の銀行口座への送金に加え、Kyashアプリへの即時送金を行えるようになります。この新しい機能によって、経費精算のスピードが大幅に向上し、コスト削減が期待されます。
2025年1月20日からのスタート
連携のサービスは2025年1月20日より開始される予定です。これにより中小企業や中堅企業の経理部門にとって、急速に進化するキャッシュレス化の流れに沿った経費処理が可能になります。多くの企業が経費精算の効率化や従業員負担軽減を求めている中、この連携はそのニーズに応える重要な一歩と言えるでしょう。
経理担当者にとってのメリット
BIZUTTO経費を導入している企業は、従業員から申請された経費精算の際に、BIZUTTO経費から必要な送金データをダウンロードすることができます。その後、そのデータを「Kyash法人送金サービス」の管理画面にアップロードするだけで、簡単に従業員の銀行口座やKyashアプリに送金処理を行えます。これにより、経理担当者はわずらわしい手続きを大幅に簡略化でき、業務が効率化されるのです。
Kyash法人送金サービスの特徴
Kyash法人送金サービスは、企業から個人、または法人同士へ業務用のデジタル送金を低コストで行うシステムです。基本的な送金手数料は初期費用0円とし、24時間365日対応できる点が魅力です。また、シンプルな管理画面を採用しているため、特別なスキルがなくても容易に使えます。
受け取った電子マネーの利用法
Kyashアプリに送金された電子マネーは、オンラインでの決済に使用できるほか、ATMから現金化も可能です。これにより、従業員にとっても利便性が向上し、経費精算後の流れが一層スムーズになるでしょう。
BIZUTTO経費の特徴
BIZUTTO経費は、直感的に操作できるデザインで、ユーザーが操作マニュアルを確認することなく利用できます。入力補助機能やチェック機能も搭載しており、ミスを未然に防ぐことができます。さらに、年度ごとに料金が半額になるプランや、グループ企業での一括契約によるコスト負担の軽減も用意されており、使い続けやすい構造となっています。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進する「ペーパーレス」「キャッシュレス」「オペレーションレス」の取り組みが、今後一層注目を集めるでしょう。
KyashとALSIのビジョン
Kyashは「価値移動のインフラを創る」というミッションのもと、独自のデジタルウォレットで新たな価値観を提供しています。一方、ALSIはIT環境の変化に迅速に対応し、顧客の競争力向上に貢献する企業構築に注力しています。今後、両社の連携がどのように進展し、さらなる革新をもたらすのか期待が高まります。
このように、経費精算業務に新たな風を吹き込むBIZUTTO経費とKyashの連携。今後の展開がとても楽しみです。