業務提携の新たな一歩
株式会社シンカ(東京都千代田区、代表取締役社⻑:江尻高宏)は、同じく東京都千代田区に本社を構える株式会社大塚商会(代表取締役社長:大塚裕司)と業務提携を発表しました。これは、両社が手を組むことで、コミュニケーションに関する課題解決を図り、顧客満足度を向上させることを目的としています。
カイクラの魅力
シンカが開発した「カイクラ」は、電話やメール、ビデオ通話、SMSなど、さまざまなコミュニケーション方法を一元管理できるプラットフォームです。このサービスは、特に情報のデジタル化が進む現代において、企業が抱える「コミュニケーション履歴の散在」という問題に対する解決策を提供しています。
デジタル化の流れと課題
インターネットの普及により、企業は多様なコミュニケーション方法を利用できるようになりましたが、各デバイスにおけるコミュニケーションの履歴がバラバラになってしまい、情報管理が困難です。「カイクラ」を活用することで、各デバイスのコミュニケーションを一元的に管理し、高度な顧客対応を実現します。
大塚商会の経験が光る
大塚商会は、長年にわたり中小企業を中心に豊富なITソリューションを提供してきた実績があります。60年以上の歴史を持ち、顧客ベースは130万社を超え、15,000種類以上のソリューションを提供しています。特に、同社の強みは「システムインテグレーション事業」と「サービス&サポート事業」にあります。これらの事業を通じて、クライアントのニーズに合った戦略的なIT活用が可能です。
提携の意義
今回の提携により、大塚商会が持つ地域密着型の顧客基盤と、シンカの持つコミュニケーション管理プラットフォーム「カイクラ」が融合します。特に中小企業においては、顧客とのコミュニケーションを重要視しているため、この提携によって課題を解決することが期待されています。
目指す未来
シンカは「ITの面白さと素晴らしさをすべての人と企業に平等に知っていただく」を理念に掲げ、これまで活動してきました。大塚商会との業務提携を通じて、より多くの企業が直面する顧客コミュニケーションにおける課題解決を目指します。ITを活用し、顧客満足度の向上や業務効率化を図っていく所存です。
カイクラの受賞歴
「カイクラ」はその有用性が広く認知されており、2015年にはNTT東日本正式受託商品として認定されました。また、2016年には千代田ビジネス大賞特別賞、2018年には世界発信コンペティション2018においてサービス部門特別賞を受賞しています。さらに、2020年にはASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020でもベストイノベーション賞を受賞するなど、業界内での評価が高まっています。
まとめ
今回のシンカと大塚商会の業務提携は、コミュニケーションプラットフォームの新たな可能性を示すものと言えるでしょう。企業がITを活用して顧客との関係性を深化させ、業務を効率化するための道を拓くことになります。今後の展開に期待が寄せられます。