TapNow、1億円調達
2023-02-06 14:02:47
次世代SNS「TapNow」開発のサンゴテクノロジーズ、シードラウンドで1億円調達!グローバル展開へ加速
次世代SNS「TapNow」、1億円調達でグローバル展開へ加速
スマートフォン用ウィジェット機能を活用した次世代SNSアプリ「TapNow」を提供するサンゴテクノロジーズ株式会社が、シードラウンドで1億円を調達した。引受先はSBIインベストメント株式会社、East Ventures、株式会社アドウェイズ・ベンチャーズの3社。今回の資金調達により、開発チームの強化やグローバル展開の強化に注力していくという。
「TapNow」は、2022年にリリースされた、スマートフォンに写真が送られてくる仕組みを利用した新しいSNSアプリだ。従来のSNSのように、アプリを開いて投稿するのではなく、ウィジェット機能を使って写真が送られてくるため、より気軽にコミュニケーションを楽しむことができる。ユーザーは、恋人や家族、友人など、親しい間柄の人たちと、日常の些細な出来事や面白い写真を共有し、繋がりを深めることができる。
Z世代に人気の「TapNow」、海外ユーザー比率15%超
「TapNow」のユーザーは、女性比率が高く、カップルでの利用も多い。また、17歳以下のユーザーも多く、Z世代に高い人気を誇る。創業者の野間悠磨氏は、ベトナムや中国でのモバイル広告サービス開発、米国シリコンバレー系のアドテクノロジー企業での経験を通して、海外展開に成功している企業の共通点やグロースマーケティングを学んだ。
「TapNow」の開発においても、最初からグローバル展開を視野に入れた設計となっている。そのため、現時点でマーケティングは日本国内のみにもかかわらず、海外ユーザー比率はすでに15%を超えているという。
投資家からの期待
今回の資金調達には、複数の投資家から熱いメッセージが寄せられた。SBIインベストメント株式会社投資部マネージャー橋詰潤氏は、「TapNowの紹介動画を見た時に、このような革新的なSNSがまだ世の中に出てくるのかと衝撃を受けました。同時に、スマホのウィジェットがユーザーとの新しいタッチポイントになり、将来メディアとしても活躍するイメージを鮮明に持つことができました。」とコメントしている。
アドウェイズ・ベンチャーズ代表取締役山田翔氏は、「日本のユーザーの間で流行するサービスは、すでにグローバルで人気を得ていることが多く、一人の日本人として、日本発のサービスが世界を席巻することが難しくなっている現状に歯痒い気持ちを感じています。そんな中、野間さんが、競争の激しいSNSの領域で世界に向けて挑戦していくと聞き、まさに当社のスローガン『なにこれ すげー こんなのはじめて』の象徴だと感じ、今回の出資を決断しました。」と、日本発のサービスの世界進出を期待していることを明らかにした。
今後の展望
サンゴテクノロジーズは、今回の資金調達を機に、グローバル展開を加速させていく。具体的には、ユーザーデモグラフィックデータに基づいて注力国を決め、ローカライズ、ユーザー獲得キャンペーン、ブランディング向上などを実施していく。また、開発チームを強化することで、さらなる機能拡充と開発スピード向上を目指していく。
「TapNow」は、ウィジェット機能を活用した新しいコミュニケーションツールとして、今後ますます注目を集めそうだ。
会社情報
- 会社名
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サンゴテクノロジーズ株式会社
- 住所
- 東京都世田谷区砧1-19-7
- 電話番号
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