自然を守る重要な活動 「ナショナル・トラスト全国大会」開催
自然環境の保全活動を行う日本ナショナル・トラスト協会が、12月7日(土)に東京都豊島区西池袋で「ナショナル・トラスト全国大会」を開催します。今年の大会は「進化する自然ナショナル・トラストで守る」がテーマ。生態系の魅力やその保護の重要性を知る貴重な機会となります。
開催概要
日時: 2024年12月7日 14:00~16:15(交流会16:30~18:00)
場所: IKE・Biz としま産業振興プラザ6F 多目的ホール
定員: 150人
参加費: 無料(交流会は大人2000円、高校生以下は無料)
対象: どなたでも参加可能
後援: 環境省、ビオトープ管理士会
協賛: 竹中工務店、三井住友信託銀行
特別講師とプログラム
今回の大会では、NHK「ダーウィンが来た!」のディレクター畠山佑一氏が講演を行います。彼は生き物の美しさや番組制作の舞台裏を語り、自然に対する興味を引き出します。特に番組を制作する中での発見や感動的なエピソードは必聴です。
加えて、全国各地から集まったトラスト団体の代表者たちが、それぞれの地域におけるナショナル・トラストの取り組みを発表します。熊本県の阿蘇花野協会による草原復活プロジェクトや、北海道の釧路湿原を守る活動、埼玉県の生態系保護活動に関する報告があり、参加者は生態系保全の広がりを学びます。
申し込み方法
お申し込みは専用フォームまたはお電話で受け付けています。氏名、住所、電話番号、所属を明記する必要があります。自由に参加できることから、多くの方にこの取り組みを知ってもらえる機会です。
主催者のメッセージ
日本ナショナル・トラスト協会会長の池谷奉文は、「自然を守るための一つの方法として、ナショナル・トラストの活動を知ってほしい」と語っています。また、交流会も予定されているため、他の参加者と意見や情報を交換する絶好の機会になるでしょう。
ナショナル・トラストとは?
ナショナル・トラスト活動は19世紀の英国に始まった市民運動で、寄付を通じて自然や歴史的環境を保護するための土地や建物を取得します。日本でも1964年から始まり、全国各地で広がりを見せています。
この全国大会を通じて、自分たちの街の自然環境を再認識し、サステナブルな社会の実現に向けた一歩を踏み出しましょう。ぜひ参加をお待ちしています。