エレコム、従業員のモチベーション向上へベースアップ実施

エレコム株式会社、従業員の給与引き上げを発表

エレコム株式会社（本社：大阪市）は、今後さらにグローバル企業としての成長を目指し、従業員への投資を重要視しています。具体的には、業務へのモチベーション向上や、物価上昇に対応するために、2025年4月分の給与からベースアップを実施すると発表しました。この施策は、従業員の安定した生活を支援し、業務に対する意欲を高めることを目的としています。

ベースアップの詳細

エレコムでは、役職者に対する手当を増額し、約230名の従業員が対象となります。役職に応じて、40,000円から70,000円の範囲で手当が支給されます。この施策は、従業員が役職者を目指しやすい環境を整えることを目指しています。

過去の実績

これまでのベースアップの実施概要も紹介されており、エレコムは毎年少しずつ手当の増額を行ってきました。いくつかの具体例を見てみましょう。

- 2024年5月：フルタイム勤務の正社員に対し、月々5,000円の手当を支給。また、パート従業員の時給が30円引き上げられました。
- 2023年5月：フルタイム社員に月5,000円、パート社員には時給30円の引上げを実施。
- 2023年4月：2022年の特別手当を基本給に組み込む形でのベースアップ。
- 2022年10月：特別手当として、フルタイム社員に月5,000円、パート社員にも時給30円の引き上げが行われました。

これらの取り組みは、エレコムが従業員の生活を支え、企業全体のパフォーマンスを向上させるための重要な施策であることを示しています。

今後の展望

エレコムグループは、今後も人への投資を継続し、従業員に成長を実感してもらうことを重視しています。最終的には、持続的な企業成長を目指し、より良い製品やサービスの提供へつなげていく方針です。

また、2025年の夏季賞与からは業績連動型賞与も導入され、これにより企業の成果と従業員の報酬が連動していくことになります。

エレコムの企業理念

エレコムは1986年の創業以来、IT関連製品を中心に事業を拡大してきました。現在では、ヘルスケアやゲーミング、アウトドア製品などさまざまなジャンルに進出し、ユーザーに新たな快適さや便利さを提供しています。

同社のパーパス「Better being」は、技術や品質の向上を追求し、社会全体を良くすることを目指しています。持続可能な社会の実現に向けて、これからも努力を続けていくとしています。