湘南エリアの不動産新時代、TERASSが湘南乃工務店を傘下に
不動産仲介を手がける株式会社TERASSが、湘南エリアで実績No.1を誇る湘南乃工務店をグループ化。これにより、土地の仲介から木造建築までを一貫してサポートできる体制が整いました。この新しい体制は、建築費高騰や工期の長期化といった課題を持つ顧客に大きな利益をもたらすでしょう。
TERASSの成長と不動産市況の変化
TERASSは2019年の創業以来、居住用から収益不動産まで幅広い不動産取引を支援してきました。これまでに約4,200億円という累積取扱高を達成。特に収益不動産の取引は、共同住宅の新築に対するニーズが高まっており、顧客の入居率や利回り向上を図るため、建築の面でもバックアップが必要だったのです。
この背景には、近年の建築費の高騰や工期の延長といった問題が存在します。従来、TERASSは土地の仲介や協力会社の紹介までの支援でしたが、これでは顧客のニーズに応えきれないとの判断から、新たな体制が構築されました。
湘南乃工務店の強みと新たなパートナーシップ
湘南乃工務店は、木造建築技術に自信を持つ会社で、湘南地域での複数の建設実績を有しています。特に、初の5階建て木造建築を手がけた実績は、その技術力を証明するものです。木造建築はコスト面でも優れ、工期も短いため、近年の環境問題にも配慮した選択肢として注目されています。
今後、TERASSが提供するテクノロジーと湘南乃工務店の建築技術を組み合わせ、AIを活用した高精度な収益計算や建築計画が可能になります。これにより、顧客はスピーディーかつ確実な意思決定ができ、より良い投資が実現するでしょう。
新サービス『EN. by TERASS』の展望
さらに、TERASSは投資用木造共同住宅を提供する新サービス「EN. by TERASS」の開始を予定。受注生産型のこのサービスは、2025年12月から販売が開始され、顧客に新たな選択肢を提供します。事前登録で情報を受け取れる専用サイトも準備中です。
結論
TERASSは、湘南乃工務店を傘下に加えることで、新たな不動産ビジネスの可能性を広げました。この改革により、顧客は土地仲介から建築までのすべてのプロセスを一貫してサポートされるため、より満足度の高いサービスを享受できます。今後の展開に期待が寄せられます。