都市生活者意識調査2023
2024-06-28 21:12:31

都市生活者の意識変化と断層社会:ハイライフ研究所が最新調査報告書を公表

公益財団法人ハイライフ研究所は、2023年度の「都市生活者意識調査」と「断層社会」に関する調査報告書を公表しました。

「都市生活者意識調査」は、東京30km圏内に在住する18歳から79歳の男女を対象に、毎年実施されています。2023年度調査では、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、都市生活者が日常を取り戻しつつある中で、国際情勢の変化や物価高騰といった新たな課題に直面していることが明らかになりました。

調査結果では、コロナ禍の影響が依然として生活者の意識に影を落としている一方で、仕事、消費、家庭、人付き合い、健康など、生活を見直す動きも出ていることが示されています。特に、2019年(コロナ禍前)と2023年(5類感染症移行後)を比較することで、コロナ禍が生活者に与えた影響について詳細な分析が行われています。

ハイライフ研究所は、本調査報告書が社会や生活者の理解を深めるための参考資料となることを期待しています。

一方、「断層社会」の研究では、ジェンダー、地域、年代による生活者意識の格差に着目し、2022年度に実施されたインタビュー調査とアンケート調査、そして座談会での考察を基に、2023年度には「分断化の本質」についてさらに深く掘り下げた研究が行われました。

今回の報告書では、社会の分断化に関する識者へのインタビューをもとに、研究メンバーによる考察がまとめられています。社会の分断化が進む中で、その原因や影響、そして解決策を探るための重要な資料となるでしょう。

ハイライフ研究所は、これらの調査報告書を通じて、未来に向けてより良い生活を創造するための知見を提供していくことを目指しています。


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