親子で楽しめる!しかけ絵本とペーパークラフトの世界展
古き良き時代の魅力と現代の創造性が融合した、親子で楽しめる展覧会が横浜人形の家で開催されます。
「立体的に魅せる」をテーマに、明治・大正期に制作された精巧な立体模型の設計図である『組み上げ絵(立版古)』や、昭和時代の少女たちの心を掴んだ紙製姉様人形など、歴史的にも貴重な資料を展示。さらに、現代を代表する絵本作家たちの最新作となるしかけ絵本も多数展示されます。
これらの作品を通して、時代を超えて愛される「しかけ絵本」の魅力を改めて体感できる機会となっています。
子供たちが実際にしかけ絵本に触れ、その魅力を体感できる参加型のコーナーも用意。小さなお子さんから大人まで、世代を超えて楽しめる工夫が凝らされています。
展示作品だけでなく、ワークショップも充実。横浜美術大学の学生が講師となり、来場者と一緒にミニ絵本を作るイベントや、しかけカードを作る教室などが開催されます。また、不要になった絵本を持ち寄り、ラッピングして交換するユニークなイベントも企画されています。
これらのイベントに参加することで、創造性を育み、他の人と交流する機会にも恵まれます。
【展示概要】
会期:2024年12月21日(土)~2025年3月16日(日) 9:30~17:00 (最終受付16:30)
会場:横浜人形の家 2階多目的室
観覧料:大人(高校生以上)700円、小中学生350円、未就学児無料 (入館料含む)
休館日:毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日に振替休館。年末年始は12月29日(日)~1月3日(金)まで休館)
【協力】
本展覧会には、多くの著名な作家や団体が協力しています。昭和雑貨コレクターの人形作家である宇山あゆみさん、ペーパークラフト作家の紙成鳴美さん、豆本ドールハウス作家の北野有里子さん、COCHAEの皆さん、絵本作家・グラフィックデザイナーのすぎはらけいたろうさん、絵本作家・イラストレーターの吉田稔美さん、グラフィックデザイナー・絵本作家・造形作家の渡邉千夏さん、しかけ絵本専門店「メッゲンドルファー」の皆さん、横浜美術大学イラストレーションコース・絵本専攻の皆さんなど、多様な才能が集結しています。
【関連イベント】
いくつか魅力的なワークショップが開催されます。
ミニ絵本をつくろう: 横浜美術大学の学生と一緒に、手のひらサイズのミニ絵本を制作するワークショップです。(12月27日、28日開催)
しかけ絵本(しかけカード)教室: しかけカードの作り方を学び、オリジナルのカードを作成するワークショップです。(1月25日開催、事前申込制)
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ラッピング絵本の交換会: 不要になった絵本を持ち寄り、ラッピングして交換するイベントです。(2月23日、24日開催)
これらのイベントは、親子で一緒に参加できるものも多く、思い出に残る体験となるでしょう。
横浜人形の家で、しかけ絵本の魅力と創造の世界を満喫しませんか?