西洋美術の新たな視点を学ぶための講座が始まる
アートへの情熱が高まっている昨今、西洋美術を学ぶための特別な講座が開講します。この講座は、美術ジャーナリストである藤原えりみさんと、元『BRUTUS』副編集長の鈴木芳雄さんが担当します。彼らの豊富な取材経験を基に、アートの本質を深く理解するための魅力的な内容が展開されます。毎月第3木曜日に、東京都渋谷区のオシロ株式会社イベントスペースで実施されるこの講座は、約6ヶ月にわたり、参加者に西洋美術の歴史と作品の背景を体系的に学ぶ機会を提供します。
講座のテーマと内容
講座は「西洋美術史をゼロから学ぶ」というテーマに基づき、全6回の構成です。各回では、絵画の中に隠された意味や、時代背景、重要な流派について深く掘り下げます。たとえば、初回ではキリスト教美術の成り立ちについて学び、次回には宗教改革がもたらした影響を探ります。さらに、バロック絵画や風俗画の変遷、そして静物画の表現方法までもカバーし、最後には有名な『受胎告知』を取り上げ、各作品の背後にある「祈り」と「芸術」の交わりについて考察します。
参加することで得られるもの
この講座の最大の魅力は、ただ知識を得るだけでなく、「なんとなく好き」だったアートが「なぜ好きなのか」といった新たな視点を持つようになれることです。「その絵のどこに魅力があるのか」や「どのような背景があるのか」を理解することで、アートとの向き合い方が変わります。また、美術館での鑑賞がより豊かになり、自分の趣味や教養を深めることができます。
受講対象者
この講座は、西洋美術に興味がある全ての方に向けています。初心者から経験者まで、誰でも新しい視点を得られる内容です。美術館巡りを楽しみたい方、基礎からしっかり学びたい方、さらには教養としての美術知識を深めたい方にとって、理想的な環境となるでしょう。
受講方法と申し込み
講座はオフラインでの開催となり、参加は先着30名限定です。受講料は一般66,000円(税込)ですが、オンラインコミュニティ「ビジュツヘンシュウブ。」に入会すると、特別価格で受講できます。また、6月30日までに申し込むことで、講師の著書「西洋絵画のひみつ」をプレゼントする特典も用意されています。
講師の紹介
講師の藤原えりみさんは美術ジャーナリストとして活躍し、大学でも教鞭をとる一方で多くの著書や翻訳を持つ著名な人物です。一方、鈴木芳雄さんは元『BRUTUS』副編集長で、美術に関する多数の特集を手がけてきた実力派ジャーナリストです。両者の豊かな知識と経験を通じて、参加者は新たな考察と深いアートの理解へと繋がるでしょう。
まとめ
この講座は、西洋美術を深く理解するための確かな道しるべとなります。美術の奥深さを感じながら、多くの新しい発見が待ち受けています。興味のある方は、ぜひこの機会に参加してみてください。