2025年秋冬『新商品グランプリ』の結果発表
2025年の秋冬シーズンにおける『新商品グランプリ』の結果が発表され、食品業界に新たな風が吹き込んでいます。主催する株式会社日本アクセスが年2回開催するこの展示会は、2009年からスタートし、今年で33回目を迎えました。今回は73商品のエントリーがあり、一般消費者からの審査を基に、各商品の評価が行われました。
消費者視点の新たな審査方法
新商品グランプリは、消費者のリアルな声を反映した商品ランキングを作成するために、参加者の審査を通じて行われました。日本アクセスの公式LINEに登録している約5万人の中から、120名が選ばれ、昨年7月に開催された東西フードコンベンションで試食を行いました。このシステムにより、価格や味だけでなく、使い勝手やトレンドに関する評価も得られ、参加者からの直の感想が商品選定に加味されました。
多様なカテゴリーでの結果発表
ランキングに入賞した商品は、加工作品、冷蔵品、冷凍品、アイスの4つのカテゴリーに分かれています。具体的には、エントリー数は以下の通りです。
- - 加工作品: 31商品
- - 冷蔵品: 17商品
- - 冷凍品: 15商品
- - アイス: 10商品
また、「トレンド賞」も設けられ、現代の消費者ニーズに合致した新商品が選ばれました。2025年の食のトレンドとしては、#食感・ネーミング革新、#ヘルシー&おいしー、#レトロ×モダン、#コスパといったキーワードが顕著でした。これらは、ただ美味しいだけでなく、消費者の多様な価値観を満たす商品作りを意識した結果です。
未来に向けたSNS戦略
2023年春夏に「日本アクセス独自企画」としてリニューアルしたこのイベントでは、SNSでの情報拡散にも力を入れています。特にTikTokでは月間35万回の再生回数を誇り、毎月25万人以上のユーザーにリーチしているとのことです。この影響力を活用し、商品紹介動画を通じて購買促進を目指しています。
消費者の求める『食の今』とは?
2025年は、経済環境の厳しさ(インフレ、円安、原材料の高騰)を背景に、商品開発が急速に多様化しています。このような中で、食に対する新しい価値が求められています。消費者は、ただ味わうだけの食材ではなく、体に優しい、使いやすい、経済的にも負担の少ない食品を求める傾向にあります。このようなニーズを捉えた新商品が、今後の市場でどのように展開されていくのか、その行方が気になります。
また、各社からのエントリー商品には、エスビー食品や明治、日本ハムなど、名だたる企業が名を連ねています。彼らの取り組みが新たな消費者の価値観にどのように応えていくのか、非常に興味深いです。
まとめ
2025年秋冬『新商品グランプリ』の結果は、ただのランキング発表に留まらず、日本の食文化における新たなトレンドや消費者の声を反映した貴重な情報源となっています。今後もこのようなイベントを通じて、より良い商品が生まれることを期待したいです。詳細な情報は、日本アクセスの特設サイトやSNSで確認することができます。興味のある方はぜひチェックしてみてください!
新商品グランプリ特設サイト
公式TikTokアカウント