Sigma 17-40mm F1.8 DC | Art 新たな創造の扉
株式会社シグマから新たに発表された「Sigma 17-40mm F1.8 DC | Art」は、写真や映像制作において大きな革新をもたらすレンズです。本記事では、この新モデルの特色や魅力について詳しくご紹介します。
1. ズーム全域F1.8の驚き
「Sigma 17-40mm F1.8 DC | Art」は、世界初のズーム全域F1.8を誇るレンズです。この特性は、単焦点レンズに匹敵する大口径を実現し、様々な撮影条件下での描写力を確保しています。特に、開放F1.8の明るさがもたらすボケ効果は、被写体の際立たせに寄与し、アーティスティックな表現をサポートします。
2. 幅広い焦点距離ゆえの利便性
このレンズは焦点距離17-40mmをカバーしており、広角から標準域までを1本で賄うことができるため、撮影時の機動力は飛躍的に向上します。風景写真、ポートレート、スタジオ撮影など、多様なシーンでの活躍を期待できる頼もしいレンズです。
3. 軽量化と高機動力
シグマは約30%の軽量化を実現しており、持ち運びやすさにも配慮されています。さらに、HLA(High-response Linear Actuator)を搭載しており、瞬時のオートフォーカスを実現しているため、動く被写体を追いかける際にも性能を発揮します。映像制作にも最適な設計となっており、インナーズーム機構の採用により、手持ち撮影でも安定した映像を撮影できます。
4. 高い光学性能
このレンズの光学設計は、SLDガラスや非球面レンズを組み合わせており、歪みや色収差を抑えつつ、シャープな描写を実現しています。特に、描写力は高く、広いダイナミックレンジにも対応できる性能があります。これにより、細かなディテールまで鮮明に表現でき、プロフェッショナルな作品作りをサポートします。
5. 仕様と付属品
仕様(Lマウント用)
- - レンズ構成: 11群17枚(SLDガラス4枚、非球面レンズ4枚)
- - 画角: 79.7-39.1°
- - 絞り羽根枚数: 11枚(円形絞り)
- - 最小絞り: F16
- - 最短撮影距離: 28cm
- - 最大撮影倍率: 1:4.8(焦点距離40mm時)
- - フィルターサイズ: φ67mm
- - 最大径×長さ: φ72.9mm × 115.9mm
- - 質量: 535 g
付属品
- - レンズフード(LH728-02)
- - フロントキャップ(LCF-67 IV)
- - リアキャップ(LCR III)
- - ポーチ
6. 発売日と価格
「Sigma 17-40mm F1.8 DC | Art」は、2025年7月10日(木)にソニーEマウント用及び富士フイルムXマウント用、キヤノンRFマウント用は2025年8月に発売される予定です。価格はオープンプライスですが、期待される性能を考えると、投資に見合う価値があると感じさせる一品です。
まとめ
新たな「Sigma 17-40mm F1.8 DC | Art」は、現代のカメラマンや映像クリエイターにとって必携のアイテムとなるでしょう。これまでにない描写力と機動力を誇るこのレンズは、多様なシーンでの表現を可能にし、写真や映像の制作を革新することでしょう。シグマの技術力が結集したこのレンズをぜひ手に取って、あなたの創造を広げましょう。