福井県で「法人会全国青年の集い」が開催される
11月7日と8日、福井県の「サンドーム福井」にて第38回「法人会全国青年の集い」が開催されました。テーマは「福の國より未来を研け!~志を立て、新時代の扉を開こう~」。このイベントは、税を基盤とした活動を通じて社会に貢献する法人会が主催し、全国各地から若手経営者や青年部会員が参加しました。
今年は約2,000名の青年部会員が登録し、多くの来賓が参加を果たしました。中でも国税庁から高橋課税部長が来場し、福井県や越前市からも多くの来賓を迎えて、盛大に行われました。
円卓会議での活発な議論
大会の中で特に目を引いたのは、全国の青年部会長が数十のテーブルに分かれて行う「円卓会議」です。この会議では「会員拡大」をテーマに、仲間作りを進めるための議論が白熱しました。これにより、参加者は自らの活動の幅を広げるために重要な情報を得る機会となりました。
租税教育活動と健康経営の取り組み
また、全国の国税局内から選ばれた11の法人会が行う「租税教育活動」の事例発表もありました。各地区での独自の取り組みを紹介することで、参加者は自らの法人会や企業における活動の参考にすることができました。特に注目されたのは、健康経営に関する発表であり、コンテスト形式での「健康経営大賞」が開催されました。
最優秀賞には、立川法人会(東京局連・東法連)が選ばれ、また世田谷法人会(東法連)が単位会部門で、株式会社金沢シール(石川県連・金沢法人会)が企業部門で受賞する栄誉に輝きました。
社会に根差した活動
発表された事例のいずれも、参加者が自らの社会とその環境に目を向け、創意工夫を凝らしたものです。参加者はその話に耳を傾け、各自の法人会での取り組みをより良いものにするためのヒントを得ようと熱心でした。これらの成果発表と大会式典を通じて、大会は華々しく、かつ有意義な時間となりました。
今年の法人会全国青年の集いは、参加者全員が自らの志を新たにし、未来に向けた視野を広げる場となったことでしょう。これからの法人会の活動に期待が寄せられます。