自動車税の実態調査
2026-05-07 12:13:18

自動車税の実態調査:負担感と知識不足の現状を探る

自動車税の実態調査:負担感と知識不足の現状を探る



毎年5月末は自動車税の納付時期が訪れます。この時期に伴い、リセールバリュー総合研究所が全国の車保有者434人を対象に実施した「自動車税に関する実態・実感調査」の結果が興味深いものとなりました。

自動車税に対する知識不足


調査によると、約9割の回答者が自動車税についての知識不足を実感していると言います。特に「自動車税」と「自動車重量税」の違いを答えられた人はわずか13.4%にとどまり、実に57.1%が「名前は知っているが違いはよくわからない」と回答しています。驚くべきことに、29.5%は「そもそも2種類あることを知らなかった」と述べており、この結果からも、日常の生活に関わる税制でありながら、その内容や目的に対する認識が非常に乏しいことが明らかになりました。

特に女性は、約4割が自動車税の種類そのものを知らなかったと回答しています。このことからも、制度の認識における性差が存在することが浮き彫りになっています。

知識の自覚と世代差


調査の最後に行った質問では、「自動車税に関する知識は十分だったか」と尋ねたところ、87.6%の人が「もっと知らなかった」と答えています。年齢別では、30代が最も高い58.2%が「痛い」と感じる一方で、20代は31.3%が「怒り・不満」を抱いており、これは若年層がより感情的な反応を示していることを意味します。

また、50代では「想定内」という回答が見られ、一定の受容が存在するものの、「痛い」と「怒り・不満」を合わせると74.3%に達し、全世代で自動車税への負担感が強く広がっています。

新たな課税制度への否定的意見


走行距離課税などの新たな制度についても、多くの人が反対意見を持つことが示されています。調査では、53.4%が「走行距離に応じた課税について、今回初めて聞いた」と回答。実を言うと、この制度の内容を理解している人はわずか9.7%に過ぎず、ほとんどの人が内容を把握しないまま否定的な意見を持っています。このような状況は、税制が議論されているにも関わらず、その議論に参加できていないことを示唆しています。

エコカー減税の理解状況


エコカー減税については、認知度は高いものの、その内容まで知っている人は20.7%に過ぎません。多くの人が知っている制度でありながら、その恩恵を享受できる状態にはないことがわかります。

増税に対する反応


自動車税が引き上げられた場合の考えについて尋ねたところ、46.5%の人が「これまで知らなかった」と答え、39.0%が何らかの負担を感じていることが明らかになりました。増税に対しては半数以上の人が保有車の見直しを検討する意向を示しています。具体的には「軽自動車に乗り換える」「EV・ハイブリッド車に乗り換える」など、税負担を軽減するために行動を起こす考えが伺えます。

結論


自動車税に関する実態調査を通じて、知識不足の現状や世代による負担感の違い、新しい課税制度への否定的な意見が浮き彫りになりました。自動車は生活必需品である一方で、その負担がどのように感じ、受け止められているのかを深く考える必要があるでしょう。リセールバリュー総合研究所は、このような重要なテーマについての理解が進むことを目指し、さらなる情報提供や研究を続けていきます。

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