Google CloudとSnowflakeが連携を強化
AIデータクラウドを展開する
Snowflakeが、
Google Cloudとの協力を拡大することを正式に発表しました。これにより、両社の
GTM(go-to-market)戦略がより一層密接に結びつき、共同販売や製品統合が強化されます。この新たな連携によって、Google Cloudの先進的なAIテクノロジーを活用しながら、企業のイノベーションの実現を加速します。
Gemini 3の導入
Google Cloudが開発した
Gemini 3は、Snowflakeの
Cortex AIにネイティブに統合されることが決定しました。この統合により、企業はGoogleの大規模言語モデル(LLM)を、安全でガバナンスがしっかりしたデータ環境の中で利用することができるようになります。これにより、Geminiを利用したインテリジェントなデータエージェントや生成AIアプリケーションを、Snowflake内で容易に開発したり展開したりできるようになります。
また、Google CloudとSnowflake間のデータ移動が不要となるため、セキュリティやコンプライアンスを保ちながら高いパフォーマンスが期待できます。
共同ソリューションの展開
Snowflakeのプロダクト担当上席副社長である
Christian Kleinermanは、Googleの技術のリーダーシップに言及し、両社の協力が顧客の迅速な行動をサポートし、データやAIを活用して新たなビジネスチャンスを創出する機会を提供すると述べました。
この強化された連携により、SnowflakeとGoogle Cloudは、共同での顧客対応や新たな販売機会を創出し、Google Cloud Marketplaceを通じた取引も促進されます。Snowflakeは近日中に
サウジアラビア王国での提供を開始し、2026年の初めにはオーストラリアの
メルボルンでもサービスを展開する予定です。
業界全体への影響
この新しい連携のもと、すでに多くの業界、特に金融、医療、製造、小売、テクノロジーといった分野で、企業がSnowflakeとGoogle Cloudのソリューションを必要としています。
BlackLineや
Fivetranをはじめとする企業は、Google CloudでSnowflakeのAIデータクラウドの恩恵を受け、エンタープライズデータ戦略を進化させています。これにより、リアルタイムのデータ分析が可能となり、AIモデルの迅速な展開が実現しています。
顧客の声
BlackLineの代表である
Jeremy Ung氏は、自社が財務業務における進化を加速するエージェント型AIを展開していると語り、GoogleのGeminiモデルがSnowflakeとの統合でさらにそのパフォーマンスを向上させると期待を寄せています。
また、FivetranのCEOである
George Fraser氏は、企業が単にデータを保存するだけでなく、その利用範囲が大きく広がっていると語り、Geminiが具体的なデータに基づいて考える力を持つと強調しました。これにより、従来は数週間を要していたカスタム開発が数日で実現できるようになるとしています。
結論
SnowflakeとGoogle Cloudの連携拡大は、企業にとってAIの導入を簡易化し、イノベーションの速度を加速する道を開くものです。企業はこの協力を通じて、データとAIの真の力を最大限に引き出し、新たな市場機会を切り開いていくことが期待されています。詳しくは、
Snowflakeの公式サイトをご覧ください。