グリーエックスが新サービス「QUANT for Shops」を発表
グリーエックス株式会社が新たに、店舗事業者を対象としたインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「QUANT for Shops」の提供を開始しました。この新サービスは、これまでもEC事業者向けに展開されてきた「QUANT」の機能を店舗業界にまで広げ、クリエイターエコノミーを推進するものです。
広がるインフルエンサーマーケティングの可能性
「QUANT for Shops」は、特に飲食店を中心に、インフルエンサーがクーポンを発行し、来店を促進する仕組みを採用しています。月額5,000円で無制限に利用できるこのサービスは、選ばれたインフルエンサーが来店時にクーポンを提示し、商品をSNSに投稿します。SNS上での認知度を高めることで、店舗への集客につながることが期待されています。
本サービスの開始には、主に二つの背景があります。まず一つ目の理由として、若年層が飲食店を選ぶ際の主要なツールがSNSであることが挙げられます。調査によると、Z世代は飲食店の選定にInstagramを多く活用しており、その利用率は実に40%に達しています。また、訪日外国人にとってもSNSや動画サイトが情報源として重宝されています。観光庁のデータでは、動画サイトの利用が35.2%、SNSが32.5%に達しており、これらを使ったマーケティングの重要性は増す一方です。
地域活性化とCreator Economyへの貢献
「QUANT for Shops」を活用することで、インフルエンサーは地域の魅力を伝える機会を得ることができます。その結果、国内外の認知度が向上し、地域の活性化につながることが期待されます。つまり、このサービスは店舗事業者にとっては新たな集客手段を提供し、インフルエンサーにとっては新しい活躍の場を築くものです。
さらに、グリーエックスはこれを通じて、クリエイターエコノミーの発展を促進することを目指しています。インフルエンサーの活動成果はデータとして蓄積され、マーケティング戦略の改善にもつながるでしょう。
印象的なのは、国内最大級のおでかけメディア「aumo」や「GREEニュース」にもSNS投稿が掲載される点です。これにより、インフルエンサーの投稿が多くの視聴者に届く機会が増えるため、効果的な集客活動が期待されます。
様々なビジネスシーンでの導入が可能
グリーエックスの「QUANT for Shops」は、飲食店に限らず、さまざまな店舗事業者に適用可能です。地域の特性や魅力を活かしたインフルエンサーとのコラボレーションにより、店舗事業者は自店を効果的に PR できると同時に、インフルエンサーにも新たなビジネスチャンスを提供することができるのです。
会社概要とお問い合わせ先
グリーエックス株式会社は、2007年に設立され、DXソリューション事業やDXコンサルティング事業を展開しています。代表取締役社長の足立和久が率いる同社は、東京都港区六本木に本社を構えています。さらに詳しい情報は、
グリーエックスの公式サイトでチェックできます。
この新しい試みが、店舗事業者とインフルエンサー双方にとって、より良い成果をもたらすことを期待しています。