進化する業務の効率化:DEXTREとYoomの連携
2023年に入り、業務の効率化を図るための新たな連携が発表されました。卸向けクラウド販売管理システム「DEXTRE(デクスター)」を運営するOne’d Technologies株式会社が、ハイパーオートメーションツール「Yoom(ユーム)」を開発・運営するYoom株式会社とAPI連携を開始したのです。この連携により、ユーザーは更なる業務の効率化が期待できるようになりました。
DEXTREとは
DEXTREは、主にB2Bのビジネスシーンで活用される販売管理ツールです。卸売りや商社、メーカーなど様々な業種で利用されており、受注から納品、請求、入金までの一連の業務プロセスをノーコードで管理することができる高機能なシステムです。このシステムは、すでに日本を含む70カ国、3万社以上のバイヤーや小売企業に採用されています。ユーザーは、煩雑な業務のデジタル化を簡単に実現できます。
Yoomとは
一方、YoomはAIやAPI、RPA、OCRなどの先進技術を駆使したハイパーオートメーションツールです。このツールは、一般的なRPAでは自動化が難しい作業や手続きも簡単に自動化できるため、企業内の業務効率化に寄与します。Yoomは、セールスや人事、経理など多岐にわたる部門で活用され、現在では200種類以上のアプリケーションやサービスに対応しています。
API連携による新たな可能性
この度のAPI連携により、DEXTREはYoomが接続している200以上の業務ツールと連携することができるようになり、ユーザーにとってはさらなる便利さがもたらされることになります。具体的な連携例をいくつか見てみましょう。
- - 注文が発生したらCRMを更新:DEXTREで新たな注文が発生した際、その情報をSalesforceやHubSpotなどのCRMに自動的に登録できます。これにより、手動でのデータ入力が不要になり、ミスを防ぐことができます。
- - スプレッドシートが更新されたら製品情報を更新:製品情報が記載されたスプレッドシートを更新すると、DEXTREの製品情報も自動で反映される仕組みです。これによって、多くの時間を節約できます。
- - 注文確認書が作成されたらLOGILESSに連携:注文内容確認書がDEXTREで生成されると、自動的にLOGILESSに受注伝票が登録されるため、受注管理が一段とスムーズに進みます。
新たなビジネスのステップへ
このように、DEXTREとYoomのAPI連携によって生まれる業務フローの効率化は、さまざまな業種におけるデジタル化へ大きな助けとなるでしょう。今後も両社はさらなる連携や機能追加を進めていく予定であり、業務を効率化したい企業にとっては注目すべき動きです。日本、アメリカ、欧州、アジア圏で多数の導入実績があるDEXTREと、200種以上のアプリと連携するYoomが協力することで、より一層企業に寄り添ったサービスの提供が期待されます。今後の展開に注目です。