ベル・データ、新しいネットワークセキュリティサービスを発表
2015年9月24日、ベル・データ株式会社が新たに「ベル・データエントランスセキュリティサービス」(BESS)の提供開始を発表しました。このサービスは、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンとの提携で実現し、中堅企業を主な対象としています。BESSは、ウォッチガードの高機能なUTM(統合脅威管理)やNGFW(次世代ファイアウォール)を活用し、外部からのサイバー攻撃を効果的に防ぐことに特化したセキュリティソリューションです。
ネットワークセキュリティの重要性
昨今、マルウェアやサイバー攻撃の手法が巧妙化している中で、多くの企業がその脅威に直面しています。特に中堅企業は、導入コストや専門人材の不足から、セキュリティ対策が後回しにされることが多くなっています。そのため、セキュリティ対策が不十分な企業は、攻撃者に狙われやすい環境に晒されています。ベル・データは、これまでの経験を生かし、より多くの企業にセキュリティ対策を提供する必要性を感じて新サービスを開発しました。
BESSの特長
BESSの最大の特長は、Bell Dataの長年にわたる運用監視のノウハウとウォッチガードの高機能アプライアンスを組み合わせた点です。この組み合わせにより、高いスループットを維持しながら、セキュリティ機能を充実させることが可能です。
高機能セキュリティと運用支援
BESSでは、以下のようなセキュリティサービスを提供します:
- - 専用機(WatchGuard Fireboxアプライアンス)の設置によるサイバー攻撃防止
- - アンチウイルスや迷惑メール対策、Webフィルタリング、不正侵入検知・防御といった総合的なセキュリティ機能
また、運用支援サービスとして、シグネチャ更新やWebフィルタリングルールの調整、ハードウェア保守を24時間365日行います。
セキュリティの可視化
さらに、BESSにはリアルタイムのネットワーク可視化ツール「WatchGuard Dimension」が含まれており、膨大なデータを可視化することで問題の早期発見やセキュリティポリシーの改善に貢献します。この機能を利用したログ収集やレポート提出サービスも提供されており、さらなる付加価値を生み出す仕組みとなっています。
市場のニーズに応えるBESS
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンの社長である根岸正人氏は、ネットワークセキュリティ対策が企業にとっていかに重要であるかを強調しました。また、小野寺洋・ベル・データ代表取締役社長も、中堅企業の市場がまだ未開拓であることを指摘し、啓蒙活動の重要性を語りました。このような背景を踏まえたBESSの開発は、実践的なニーズに応えるサービスであり、多くの企業にとって有益な選択肢となることでしょう。
お問い合わせ先
BESSへの興味や導入に関するご相談は、ベル・データ株式会社にて受け付けています。また、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社でも商品情報や各種サービスについての詳細を案内しています。