広尾病院の再生、戸田建設グループが整備事業を受注!最新鋭の医療施設が誕生へ
東京都は、広尾病院及び広尾看護専門学校の整備事業において、戸田建設グループを落札者として決定し、事業契約を締結したことを発表しました。
本事業は、民間資金を活用した公共施設の整備促進に関する法律に基づき、一般競争入札によって選定されました。戸田建設グループは、代表企業である戸田建設株式会社を中心に、同社が主体となって設立した特別目的会社「広尾パートナーズ株式会社」と連携して、事業を進めていきます。
広尾病院の整備では、既存建物を段階的に解体しながら、最新鋭の医療施設を建設する予定です。職員宿舎や広尾看護専門学校も敷地内に整備され、病院全体の機能向上と医療サービスの質の向上を目指します。
事業期間は、契約締結日から令和26年3月31日までで、総事業費は975億6976万6000円(うち消費税88億6427万600円)となっています。
東京都は、今回の整備事業によって、広尾病院を地域医療の中核病院として位置づけ、高度な医療サービスを提供するとともに、地域住民の健康増進に貢献することを目指しています。
広尾病院の整備事業は、東京都における医療体制の強化と地域医療の充実を図る上で重要なプロジェクトです。戸田建設グループが持つ高い技術力と豊富な経験を活かし、最新鋭の医療施設が誕生することが期待されています。
今後、戸田建設グループは、東京都と連携し、地域住民のニーズを踏まえた計画を進め、安全で快適な医療環境を提供していく予定です。また、病院の機能向上だけでなく、周辺地域への経済効果や雇用創出にも貢献していくことが期待されます。
本事業は、東京都の医療政策における重要な一歩となるだけでなく、地域社会全体の活性化にもつながるものとして、今後の進展が注目されます。