夏に知っておきたい熱中症対策と飲水学の重要性
8月が訪れ、厳しい暑さが続く中、熱中症のリスクが高まります。特に今年は7月に多くの救急搬送者が出ており、8月の「第二波」に備えることが重要です。専門家が推奨する水分補給の術と、熱中症を防ぐ方法を詳しく見ていきましょう。
熱中症の主な症状
熱中症の症状には、めまい、頭痛、吐き気、体温上昇などがあります。これらの症状を見逃さないために、日ごろから健康状態をチェックしておくことが大切です。
熱中症の第二波
過去のデータによると、7月に救急搬送者数が増加した後、8月にはさらに多くの人々が熱中症にかかります。特に注意が必要なポイントは、夜中や寝起きの時間帯です。この時間帯は体が水分不足に陥りやすく、感覚が鈍くなることから注意が必要です。特に高齢者は、喉の渇きを感じづらく、危険な状態に陥ることが多いです。
水分補給の重要性 - 飲水学
水分補給は熱中症予防の要です。「飲水学」という言葉には、正しい水分補給の方法が含まれています。一般的には、1日に体重(kg)×30mlを目安に水分を摂取することが推奨されています。
正しい水分補給術「6オンス8回法」
具体的には、「6オンス(約180ml)」の水を8回に分けて摂取する方法が提唱されています。この手法を採用すると、効率的に必要な水分を体に取り入れることができます。
夜中トイレが近くならない水分補給法
夜トイレが頻繁になることを避けるためには、就寝前に過剰な水分摂取を避け、こまめに水分を摂取することが効果的です。就寝の数時間前から水分摂取を控えながら、日中に確実に必要な水分を摂る習慣をつけましょう。
エアコンの上手な使い方
また、熱中症対策としてのエアコンの正しい使用法も重要です。冷たい風が苦手な人は、風向きの調整やタイマー設定が効果的です。体を冷やさないようにしつつ、室内の温度を適切に管理することが、熱中症予防につながります。
まとめ
このように、暑い夏を乗り切るためには正しい水分補給とエアコンの賢い使用が必要です。予防策を講じることで熱中症のリスクを大幅に減少させることが可能です。特に高齢者や小さなお子さんがいる家庭では、家族全員で注意し合い、健康な夏を楽しみましょう。
【放送日】2024年8月4日(日) あさ7:00 【出演】メインMC:石丸幹二 サブMC:坂下千里子
詳しい情報は
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