susuROBOの新技術
2021-11-29 17:09:02

音声と視線で操作できるAIライブストリーマーを展開するsusuROBOの新技術

音声と視線で操作できるAIライブストリーマーを展開するsusuROBOの新技術



先進的な技術が求められる昨今、大阪を拠点にするスタートアップsusuROBOが注目されています。同社は、音声や視線を使って操作できるAIライブストリーマーを開発し、初心者のライブ配信者をサポートする新しいアプローチを提供しています。この取り組みは、特に一人で配信を行っている方々にとって、視聴者とのエンゲージメントを高める助けとなるでしょう。

suROBOのイノベーション



susuROBOは、会話型AIのプラットフォーム「lively.ai」を通じて、さまざまな会話体験を提供しています。看護師アバターが外来患者向けのヘルスケアアプリで役立つ一方、音声ユーザーインターフェースは高齢者向けのスマートデバイスでも活用されてきました。しかし、今回導入される「AIサイドキック」は、ライブストリーミングに特化した新しいキャラクターです。

AIサイドキックの特徴



このAIサイドキックは、視聴者がより参加しやすい対話を実現します。配信者の声や視線に基づいて、会話に応じた適切なタイミングとフレーズでサポートします。CEOのマキシム・マカチョフ氏は、「ライブ配信を始めたばかりの人々にとって、視聴者との盛り上がる対話を作ることは難しい。しかし、このAIは会話に自然に加わることができる」と述べています。この意図から、参加者を対象にした限定ベータプログラムも設けられており、多くの人にこの技術を体験してもらう計画です。

NFTとの連携



さらに、susuROBOは2021年12月中旬にNFTに関連した取り組みを発表します。どのトークンもAIライブストリーマーの外見や個性に対応しており、NFTを保有するユーザーには開発者ツールのベータ版への先行アクセスが提供される予定です。ユーザーは、自分だけのアバターをカスタマイズするために、英語や日本語のダイアログモデルを設計し、独自のAIライブストリーマーをデプロイ・テストすることができます。

阪神アーティストとのコラボ



また、NFTアートワークには関西のアーティストTAKA氏と、日本のポッドキャストホスト幣アヤコ氏が手がける「Hoshi Kara Chan」が起用されており、視覚的な面でも注目が集まります。このキャラクターは、多くの人々に親しまれる要素を取り入れ、AIライブストリーマーとの親近感を一層高める効果が期待されています。

会社の背景



susuROBOの創業者たちは、各々に特化した経歴を持っています。マキシム・マカチョフCEOはカーネギーメロン大学でロボティクスの博士号を取得し、人間とロボットのインタラクションに関する研究に携わってきました。VPの近田亮氏は数学の修士号を持ち、IoT関連企業での豊富な経験を有しています。アミール・ハラティ氏は音声認識分野での専門知識を持ち、最先端のAI技術に貢献しています。

結論



音声と視線でコントロール可能なAIサイドキックは、ライブ配信の新たなスタイルを提供しており、今後の発展が非常に楽しみです。susuROBOの技術により、ますます多くの人々がクリエイティブな可能性を広げていくことでしょう。興味のある方は、公式サイトやデモ動画をチェックしてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
susuROBO株式会社
住所
大阪府大阪市住之江区南港北2丁目1番10番ATCビルITM棟6階M-1-4D
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。