岐阜県飛騨市では、市所有の「旧朝開農産物直売施設跡地」を対象にした売却プロポーザルを開始します。この跡地は国道41号と県道90号の交差点近くに位置し、交通の要所として飛騨市の西の玄関口とも言える重要な場所です。過去には新鮮な地元産野菜を直売する施設が存在しましたが、近年この機能が近隣の道の駅に移転したため、跡地は現在使われていません。市はこの土地の課題を解決するため、民間の優れた企画力を活かした利活用を促進し、プロポーザルを通じて提案を募ります。
売却概要
- - 名称: 旧朝開農産物直売施設跡地
- - 公募期間: 2024年12月16日(月)~2025年5月15日(木)
- - 最低売却価格: 55,800,000円
- - 所在地: 飛騨市古川町朝開町1315番および1316番
- - 登記地目: 宅地、雑種地
- - 敷地面積: 1889.64㎡(宅地)および556㎡(雑種地)
- - 建物: 木造瓦葺平屋建(休憩所)、食堂、守衛室
- - 建築年: S53年~S57年 の間に建設
市は、地域のニーズに応じた利活用を目指す「旧朝開町農産物直売施設跡地利活用検討委員会」を立ち上げ、多方面からの意見を収集しました。市民からの要望として宿泊施設や飲食店が不足しているとの指摘が多く、訪れる人々が利用しやすい複合的な施設が求められています。また、周囲の景観との調和を重視し、建物のデザインには特に配慮が必要です。
などの意見が寄せられ、これを基に新たな価値を創造する利用案が期待されています。これにより、飛騨市が活性化され、生活環境の向上が図られることを目指します。
「旧朝開農産物直売施設跡地」は、古川町本町にある飛騨市役所総務部総務課管財係によって売却案が提示され、参加希望者は公式サイトから必要書類をダウンロードし、指定の方法で応募することができます。事業者の提案内容によって、飛騨市の新たな魅力を引き出す機会となるでしょう。市が求める利活用に向けた多角的な視点からの提案、そしてそれに基づいた具体的なアクションに期待が寄せられています。
関連情報
飛騨市役所 総務部総務課管財係
〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2‐22
電話:0577‐73‐7461
メール:kanzai@city.hida.lg.jp
飛騨市は自然環境の恵みに加え、文化や歴史的背景も豊富で、今後の利活用が地域活性化の鍵となります。新しい魅力を引き出す提案を待っています。