名大発AIスタートアップAquaAgeの成長の新たな一歩
名古屋大学発のAIスタートアップ、AquaAge株式会社(本社:名古屋市中村区)が、Asu Capital Partnersからの資金調達をいよいよ完了しました。これにより、累計8200万円の調達が確定し、今後の成長戦略に向けた新たな資金を得ることができました。
資金調達の目的と背景
AquaAgeは、2022年11月に大きな進化を遂げた生成AI技術の恩恵を受けながら、全企業に対してAIを活用した新たなビジネス機会を提供するべく発展を続けています。ChatGPT3.5の登場により、AIの社会全体での導入が急速に進んでいる中、AquaAgeは積極的にこの流れに乗り、企業の競争力向上を目指しています。
今回の資金調達はAI技術の開発に加えて、国内外の市場拡大を見据えたものです。調達資金は次の3つの主な分野に投資されるとのことです。
1.
生成AI技術の開発加速
技術的リーダーシップを維持するために、生成AI技術の開発に力を入れます。
2.
人材の強化
データサイエンティストやBizDevマネージャーの採用を行い、技術力と市場活用度を向上させることが狙いです。
3.
市場の拡大
新たな領域でのAI導入を推進し、国内市場に留まらず海外展開を加速させます。
投資家からの期待の声
Asu Capital Partnersの代表パートナー、Luke LI氏も今回の投資について言及しました。彼は、AquaAgeの創業者である包娜仁氏のAI技術の専門性と、彼が持つ「AI技術の民主化へのビジョン」に深い感銘を受けているとのことです。
「AquaAgeの非接触型AI肌測定アプリ『HADABON Pro』の開発は、同社の技術的優位性を証明する素晴らしい例です。この技術は非常に高い精度を持ち、その応用範囲はさらに広がっていくでしょう」と語っています。
AquaAgeの今後の展望
AquaAgeのCEO、包娜仁氏は、資金調達により会社の新たな成長段階に突入すると述べています。HADABON Proで得た技術と知識を基に、企業向けの価値提供を強化し、業務効率化や意思決定の数値化を促進することが目標です。
「我々は常に顧客のニーズに応えるテクノロジーを提供していきます。新たな挑戦に対する準備は整っており、その鍵はHADABON Proの開発で培った顧客体験の革新にあります」と強調しました。
最後に
AquaAgeは、今回の資金調達を機に企業に対してさらに高度なAIサービスを展開するための基盤を強化しました。「企業の競争力を支える最先端のAI技術を提供する」というビジョンを持って、多様な分野での技術開発と市場の拡大に注力していくことでしょう。
企業のDX化支援に興味がある方や、協業先を模索している方はぜひAquaAgeに連絡を。彼らの持つ先進のAI技術が、あなたのビジネスを次のステージへと導いてくれるかもしれません。
お問い合わせ先
AquaAge株式会社
本社: 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-3 JRゲートタワー27階
設立: 2019年7月
代表取締役: 包娜仁
企業URL:
AquaAge
問い合わせ先:
[email protected]