拓殖大学での出張授業
2024年10月31日、ブロードマインド株式会社が拓殖大学商学部の学生を対象に、金融教育に関する出張授業を開催しました。この授業は「日常で使える金融教育+FWB(ファイナンシャル・ウェルビーイング)診断」というテーマで行われ、学生たちは実生活で役立つ金融知識を学ぶ機会を得ました。
FWBとは?
まず、FWB(ファイナンシャル・ウェルビーイング)という概念について説明されました。FWBは、個人の現在および将来にわたる経済的健全性と、充実した生活選択肢を確保することの重要性を強調しています。特に若年層の中での「投資」に対する関心が高まる中、学生たちにとって金融リテラシーの向上、収支管理能力の習得、ライフプランニングスキルの重要性が伝えられました。
講義の構成
授業は金融知識や収支管理、ライフプランニングの3つの分野で構成されており、実用的な内容が盛り込まれています。開始時にFWB診断が行われることで、学生たちは自分の足りていないスキルや苦手な分野を把握することができました。特に、投資詐欺やマルチ商法、闇バイトなど、大学生にとって身近なテーマが扱われたことで、リアリティを感じることができたようです。
FWB診断の結果
FWB診断では、金融知識、収支管理、ライフプランニングに関する8問ずつの設問が用意されており、受講者たちは自己評価で点数をつけました。全体的にスコアは金融知識やライフプランニングが高く、反対に収支管理に関するスコアが低いことが明らかになりました。この結果から、学生たちが将来の大きなイベントに対して具体的な行動を起こしていない傾向が見受けられました。
アンケートと学生の声
授業後のアンケート調査では、92%の学生が「今後のお金の使い方に影響する」と回答しました。この結果は、金融教育の必要性とその効果を示しています。寄せられたコメントからは、無駄な出費の見直しや、金融知識を身につけたことで将来の計画に役立つと感じた学生が多かった点が印象的でした。
- - 「毎月のクレジットカード利用を見直すきっかけになった」
- - 「リボ払いについて深く知ることができた」
- - 「お金についてもっと学んでおきたかった」
まとめ
ブロードマインド株式会社は、これからも若い世代に向けて本質的な金融教育の推進とライフプランニングの重要性を広めていくことを目指しています。学生たちが必要な金融知識を身につけ、将来を見据えた計画を立てる手助けをすることで、理想の人生を実現できるようにサポートする姿勢を貫いています。将来的に多くの学生がこのような教育を受け、自らのファイナンシャル・ウェルビーイングを充実させていくことを願っています。