第5回梅林堂「年賀状展」開催
埼玉県熊谷市で、第5回梅林堂「年賀状展」が開催されます。この展覧会には、熊谷ゆかりの書家54名と一般公募で選ばれた66名の作品が展示され、テーマは「まごころ」。この展示は、年賀状じまいが進む現代において、人とのつながりや心を大切にして送ることの重要性を再認識させる機会となることを目的としています。
この年賀状展では、特に一般公募作品が注目されています。お菓子の「まごごろやわらか」をテーマにした66点の作品は、家族の笑顔を映し出した華やかなデザインや、鉛筆で描かれたデッサン、精巧な木版画など多岐にわたり、来場者の心を温かくすること間違いありません。
個性豊かな作品の数々
現地では、作家のO.M様やミナト(トキハルト)様、S.F様、K.R様による作品が並び、各々のタッチが新年を祝う彩りを添えています。これらの作品は、見る人に言葉では表せない感動を与え、思いやりの芽生える瞬間を創り出しています。
熊谷書人連盟の作品展示
毎年この年賀状展を楽しみにされる方々が多数おり、熊谷書人連盟の活動も大きな魅力のひとつです。近年は環境が厳しい中でも、書道の力は人々に明るさを与え、ますます輝きを増しています。副会長の入江孝至氏は、「来場者の期待に応え、力強く書道文化の発展を続けたい」と語ります。
熊谷書人連盟の歴史と取り組み
この団体は1949年に創立されて以来、多くの人々に書の魅力を伝える努力をしてきました。地域内29の公共施設にて「まちかど書展」は、平成24年に初めて開催され、地域の文化活動として根付いています。また、令和6年11月には市民ギャラリーでの書作展を予定しており、さらなる地域貢献が期待されています。
お菓子のまごごろやわらか
梅林堂が誇る「やわらか」は、長年にわたり多くの新しい出会いや感謝を彩る美味しいお菓子です。お母さんの心を込めて作られ、一袋に入ったお菓子は、シーズンごとの催事や特別な日にもぴったりです。このように、同店は人とのつながりを育む存在として、地域の人々に愛され続けています。
展示会の詳細
年賀状展は、2024年12月9日から2025年1月31日までの期間中、毎日10時から18時に開催されます。会場は熊谷市箱田にある梅林堂の本店で、駐車場も完備されています。この機会に、ぜひ足を運んで心温まる作品に触れ、年賀状に込められた「まごころ」を感じてみてください。
まとめ
梅林堂の年賀状展は、ただのアート展示ではありません。人の心をつなぐメッセージが込められているのです。この冬、ぜひ熊谷市に訪れ、作品とともに人々の温かな思いを体感しましょう。