フランスの歴史を日常に取り入れる方法
2024年10月23日、光文社より『日本暮らしのフレンチ・アンティーク』が発売されます。この書籍は、フランスの伝統的なアイテムがいかに日本の暮らしを豊かにするかを探求したもので、著者の山端朱美さんが初めてその魅力を本という形で披露します。
山端さんは、フレンチアンティークのオンラインストア「SOUVENIR de PARIS(スーヴニール・ド・パリ)」を立ち上げ、開店後わずか15分でほぼ完売するという伝説的なショップのオーナーです。この度の著書では、彼女が愛するフレンチ・アンティークの日常的な使い方や歴史について、豊富な豆知識を交えながら紹介しています。
アイテムの魅力
「カフェオレボウル」や「白いタイル」、「ファーマシーポット」など、一見すると普通の生活用品に見えるアイテムも、山端さんの手にかかると見違えます。彼女はカフェオレボウルを小丼として使用し、白いタイルは菓子皿に変えるなど、独自のアイデアでフレンチ・アンティークを日常に溶け込ませています。さらに、スーピエールやソーシエールを花器として利用するなど、実用性と美しさを兼ね備えた利用方法が光ります。
この書籍はただのカタログにとどまらず、山端さんの50㎡・1LDKのマンションでのリアルな暮らしも綴られ、フレンチ・アンティークを楽しく取り入れる具体的な方法が満載です。
「古き良きモノの価値」
著者は、「古き良きモノも使ってなんぼ」との信念を掲げています。100年以上前にフランスで作られ、長年愛され続けてきたこれらのアイテムは、単なる古道具ではなく、現代生活においても十分に機能することを実証しています。この考え方は、環境に優しいエコロジカルな視点とも結びついており、アンティーク使用が新たなライフスタイルとして注目されています。
著者の活動
山端朱美さんは、アパレル業界での経験を活かし、商品企画やPR、ビジュアルマーチャンダイジングを専門としていましたが、フランスと日本を行き来しながらアンティークバイヤーとして活動をスタートしました。現在は「SOUVENIR de PARIS」を中心に、蚤の市への出店や企業とのコラボイベント、ギャラリーでの個展を通じて、その魅力を広めています。彼女はまた、テレビやラジオ、新聞や雑誌にも頻繁に登場し、アンティークの楽しさを広める存在として注目されています。
この本は、単にフレンチ・アンティークの購入ガイドではなく、歴史や文化を学びつつ、憧れのフランスの暮らしに一歩踏み出してみたくなる一冊です。ぜひ手に取って、その魅力を感じてみてください。
書籍情報
- - 書名: 『日本暮らしのフレンチ・アンティーク』
- - 著者: 山端朱美
- - 発行: 光文社
- - 発売日: 2024年10月23日(水)
- - 価格: 1,870円(税込)
- - 判型: A5判ソフト
本書の詳細は、
Amazonや
楽天ブックスで確認できます。興味のある方はぜひ、予約購入してみてください。