ECOTONE社とスマートソーシャル社、ウェルビーイングな働き方を目指して業務提携
株式会社ECOTONE(本社:東京都港区)とスマートソーシャル株式会社(本社:東京都品川区)が、新たな業務提携を結んだ。この提携の目的は、企業内でのウェルビーイングな働き方や経営を促進することにある。
業務提携の背景
現代の企業環境では、健康経営から人的資本経営へとシフトしている。しかし、単に健康であることを目指すだけでなく、社員が「自分らしく、ワクワクしながら働ける」ことが重要視されるようになってきている。その結果、働くことに対する意識が変わり、従来の労働の概念から、より充実した働き方を求める流れができている。
コロナ禍を経て、ハイブリッドワークが定着し、オフィスのあり方も変化している。デジタル化が進む中で心理的安全性も重視されるようになり、企業のパーパスや社員の内面的な動機が結びつくような取り組みが求められている。また、AIによる効率化が進むことで、人間に求められるのは創造性やコミュニティへの貢献である。こうした背景で、地方での働き方や自然の中での仕事も新たなスタイルとして注目されている。
ECOTONEが実施した「Well-Working調査」によると、ウェルビーイングを実現していると感じている人はわずか30%ほど。幸福度を左右するのは給与や休暇よりも職場の人間関係や成長機会が大いに影響を与えることが判明した。さらに、200社以上の経営者へのヒアリングを通じて、ウェルビーイングな職場に必要な10の要素を特定した。
10の要素
1. サポートし合う文化
2. 個々の内なる思いを尊重
3. 雑談が生まれる環境
4. 挑戦を受け入れる評価制度
5. 自由に意見を言い合える空間
6. 多様な人々との交流
7. 魅力的なオフィススペース
8. 時間的余裕の確保
9. 「ありがとう」の言葉が出る
10. 仕事に没頭できるフロー体験
これらを実現するために、ECOTONEとスマートソーシャルは、以下の2つの領域での協力を進めることに合意した。
1. ウェルビーイングな働き方の共同研究とソリューション開発
「自分らしく、ワクワク働ける職場」をテーマに、幸福度を高める要因を分析する。地域の経営者に対して、ウェルワーキング環境を促進し、社風改革と社員エンゲージメント向上のための共同ソリューションを提供する。
2. ウェルビーイング経営に関するリレーション促進
企業経営者や人事部門とのネットワークを強化し、ウェルビーイングが中心の経営モデルの普及を狙う。また、ECOTONEが運営するメディア「Wellulu」を通じて、ウェルビーイング経営を実践している企業を紹介していく。
代表者からのコメント
株式会社ECOTONE 代表取締役 社長 堂上 研
「働くことが生きることそのものだと信じています。提携を通じて、誰もが自分らしく働ける環境を整え、ウェルビーイングを向上させたいです。」
スマートソーシャル株式会社 代表取締役 酒井 禎雄
「働き方が変化する中で、企業は安心して力を発揮できる環境作りに力を入れるべきです。我々の知見を活かし、ウェルビーイングを実現するためのデジタルプラットフォームを開発し、働き方改革を加速させていきます。」
会社情報
株式会社ECOTONE
- - コーポレートサイト: ECOTONE
- - 事業内容: ウェルビーイング産業プラットフォーム事業、メディア事業「Wellulu」運営など
スマートソーシャル株式会社
- - コーポレートサイト: スマートソーシャル
- - 事業内容: ITシステム開発、クラウド構築、Web・アプリ開発
この業務提携により、両社は新しい時代の働き方を創造し、より充実した職場環境の実現を目指していくとしています。