航空の新提携!
2011-05-17 11:32:14

デルタ航空とスカイマークが新たな提携を発表、国内線利用がさらに便利に

デルタ航空とスカイマーク、マイレージ提携で新たな選択肢を提供



2011年5月17日、デルタ航空(NYSE:DAL)がスカイマークと提携し、マイレージプログラム「スカイマイル」に基づく新たなサービスを発表しました。この提携により、日本居住者のデルタ航空のスカイマイル提携クレジットカード保持者およびメダリオン会員は、貯めたマイルを使用してスカイマークが運航する19路線の国内線を利用できるようになります。

提供される国内線と必要マイル数


スカイマークと提携することで、利用者は以下の国内線を利用可能となります。必要なマイル数は15,000から20,000マイルです。以下は主要路線のリストです:

  • - 15,000マイル
- 羽田-北九州
- 羽田-神戸
- 神戸-鹿児島
- 神戸-長崎
- 神戸-那覇
- 神戸-茨城
- 神戸-熊本
- 福岡-那覇

  • - 20,000マイル
- 羽田-札幌(新千歳)
- 羽田-那覇
- 羽田-鹿児島
- 羽田-福岡
- 羽田-旭川
- 羽田-熊本
- 羽田-長崎
- 茨城-札幌(新千歳)
- 名古屋(中部)-札幌(新千歳)
- 名古屋(中部)-那覇
- 神戸-札幌(新千歳)

この新しいマイル利用の予約開始は6月1日からで、デルタ航空の公式サイト(delta.com)で行うことができます。

提携の狙いと期待


デルタ航空のアジア太平洋地域担当上級副社長、ヴィネイ・デューベ氏は、「提携のおかげで、スカイマイルのメンバーはスカイマークの広範な国内線ネットワークを利用できるようになります。国際線だけでなく、国内線を使用する日本の顧客に新しい特典を提供できるのは非常に嬉しい」とコメントしています。

さらに、スカイマイル担当のマーク・ファーガソン氏は、今後も各国のニーズに応じたマイル利用の機会を増やしていく方針を示しました。

スカイマイルの信頼性


スカイマイルは、30年の歴史を持ち、最も成功したマイレージプログラムとして広く認知されています。航空券購入によるマイル獲得率が高く、さらにスカイチーム加盟航空会社を利用することで、さらなるマイルの獲得が期待できます。また、JCB、シティVISA、ダイナースクラブなどの提携クレジットカードを使用することで、マイルをさらに貯めやすくなっています。

国内線利用者には、航空会社を問わず1フライトごとに500ボーナスマイルが付与されるキャンペーンも展開されています。マイルはデルタ航空以外にも、スカイチームメンバーや提携航空会社で利用可能で、今後は国内パッケージツアー旅行券など新たな利用方法も増えていく予定です。

デルタ航空とスカイマークの成長戦略


デルタ航空はアメリカの航空会社の中で最も多くの日本発着便を運航しており、成田空港をアジア地域のハブ空港に位置付けています。成田からは米国本土やリゾート地、アジア各都市へ直行便を提供。さらに、羽田空港からもデトロイトとロサンゼルスへの便を運航しています。

一方、スカイマークは1996年に日本国内に参入し、低価格の航空運賃を提供することで多くの顧客に支持されています。現在は19機のボーイング737-800型機を保有し、北海道から沖縄までの広範な路線網を展開中です。年間400万人以上を運搬する実績を持ち、さらなるネットワーク拡充に努めています。

今後、両社の提携が実現する新たなサービスに注目が集まります。旅行者にとって、マイルを効率的に使用できるこの機会は見逃せません。

会社情報

会社名
デルタ航空会社
住所
東京都港区芝3-4-15東京KALビル
電話番号
0570-0777-33

トピックス(国内(政治・国会・社会・行政))

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。