横浜市、電子書籍導入へ
2024-07-12 17:49:49

横浜市、過大規模校で電子書籍読み放題サービス導入!読書機会充実へポプラ社と連携

横浜市、過大規模校に電子書籍読み放題サービス導入!読書機会充実へポプラ社と連携



横浜市教育委員会は、子どもたちの読書機会充実のため、株式会社ポプラ社と連携し、同社の運営する電子書籍読み放題サービス「Yomokka!」を令和6年7月から9校で試行導入することを発表しました。

この試みは、近年増加する児童生徒数に対応し、限られた学校図書館のスペースや学級数の多さによる読書機会の格差解消を目的としています。

電子書籍導入によるメリット



電子書籍導入には、従来の紙媒体の図書では得られない様々なメリットがあります。

学校図書館の蔵書が大幅に増加: 多様な興味を持つ子どもたちのニーズに応え、物理的なスペースの制限なく、より多くの書籍を提供することが可能になります。
複数人での同時利用: 1人1台端末を活用することで、場所を選ばずに読書を楽しめ、クラス全員で同じ本を読んだり、朝の読書タイムや調べ学習にも活用できます。
読書バリアフリー: 文字の大きさや色、背景の変更、音声読み上げ機能など、様々な機能により、読書の障壁を取り除き、より多くの児童生徒が読書を楽しめる環境を提供します。

試行導入校



試行導入は、読書機会の確保に課題を抱える過大規模校を中心に、9校で行われます。約10,000人の児童生徒や教職員が「Yomokka!」を利用できるようになります。

ポプラ社との連携協定



横浜市教育委員会と株式会社ポプラ社は、今回の取り組みを成功させるため、連携協定を締結しました。協定の内容は以下の通りです。

対象校の児童生徒及び教職員への電子書籍サービスアカウント発行
対象校の児童生徒及び教職員への電子書籍サービスの無償利用提供
電子書籍サービスの活用に必要な教職員への研修の実施
* 電子書籍サービスの活用に関するフィードバック、成果や課題の共有、改善

「Yomokka!」について



「Yomokka!」は、株式会社ポプラ社が提供する、子どもたちの読書環境を支える読み放題型電子書籍サービスです。現在、38社約4,300冊の作品が掲載されており、常に最新の作品が追加されています。

株式会社ポプラ社



株式会社ポプラ社は、1947年に児童書専門の出版社として創業しました。現在では、出版対象を一般にも拡大し、幅広い年齢層に向けて良質な書籍を提供しています。出版事業の海外展開やIP事業に加え、2021年度からは、教育ICT事業にも参入しています。

今後の展望



今回の試行導入を通じて、電子書籍サービスの有効性を検証し、課題を洗い出すことで、横浜市内の学校図書館における読書環境の改善を目指します。将来的には、全学校への導入も視野に入れて検討していくとのことです。


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会社情報

会社名
横浜市デジタル統括本部
住所
神奈川県横浜市中区本町6-50-10
電話番号

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