新しい学びの形
2022-05-30 10:23:31
都会の小学生が地方で学ぶ新しい形のサテライトスクールについて
タイトル: サテライトスクール2022 シーズン1の実施
日本国内の学校教育は、特にコロナ禍を経て大きな転換期を迎えています。そんな中、LCA国際小学校は「サテライトスクール2022 シーズン1」として、子どもたちに新たな教育体験を提供するプログラムをスタートしました。このプロジェクトは、都会の学校と地方の環境を融合させた新しい学びの形を模索しています。
プログラムの概要
このサテライトスクールでは、2022年6月12日から6月17日までの期間、徳島県の海部郡にて、オンライン授業と地域交流を同時に行います。参加児童は20名、保護者と合わせて47名が参加予定です。プログラムは、子どもたちが神奈川県に所在する本校で受ける授業と、徳島県の地域資源を活かした多様な特別授業とが組み合わさっています。
実施内容
具体的には、各日の午後に特別プログラムが行われる予定です。6月12日には阿波おどり空港での特別プログラム、13日には藍染体験や轟神社参拝、14日には地域との交流、15日には牡蠣養殖場の見学などが組まれています。これらの活動を通じて、子どもたちは地方の文化や自然環境に触れ、貴重な学びを得ることができるのです。
参加者の反応
参加者の中には、普段は味わえない体験を通じて、地元の方々と交流し、新しい友達を作ることを楽しみにしている子どもたちも多いことでしょう。保護者にとっても、子どもと一緒にデュアルライフの新たなスタイルを経験しながら、ワーケーションの可能性を感じ取ることができる貴重な機会です。
VUCA時代を生き抜く力を育む
このプログラムを立ち上げた今井洋介氏(LCA国際小学校参与)は、未来の教育には多様な価値観を受け入れる力が必要だと強調しています。越境学習や地方暮らしの中で育まれる適応力や想像力は、現代の子どもたちにとって非常に価値あるものです。
また、サテライトスクールの参加者は、地方に根ざした経験を通じて自己肯定感やコミュニケーション能力を高め、より豊かな人間関係を築く力を得ていくことが期待されています。教育の現場でICTを活用することにより、対面授業とオンライン授業のハイフレックス型教育を実現し、子どもたちには新たな学びの環境を提供し続けます。
地域とのつながり
さらに、このプログラムでは地元の小学生や地域の人々との交流も重要な要素です。放課後に行われる体験活動では、地元住民と共に様々なイベントに参加し、地域文化の理解を深めながら、持続可能な関係を築いていくことが目指されています。参加者は、徳島の豊かな自然や文化に触れ、「第二の故郷」を形成する貴重な体験を行うことでしょう。
まとめ
このようにしてLCA国際小学校のサテライトスクールは、急速に変わる現代社会において若者たちが直面する課題を乗り越えるための力を育むことを目的としています。地域の人々との温かみのあるつながりを積極的に育みながら、参加者自身の成長につながる新しい教育の形を実現する試みとも言えるでしょう。サテライトスクールの活動は、教育の未来を感じる貴重な機会です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社エデューレエルシーエー
- 住所
- 神奈川県相模原市緑区橋本台3-7-1
- 電話番号
-
042-771-6131