AI教育プログラム
2024-10-15 22:52:20

神戸女子大学が文部科学省認定のAI教育プログラムを導入

神戸女子大学と神戸女子短期大学が新たなAI教育プログラムを開始



神戸女子大学および神戸女子短期大学が、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定された新しいプログラムを2023年度から導入しました。これは学生に対し、数理・データサイエンスやAIの基礎的な能力を向上させることを目的としています。

このプログラムは、すべての学部生を対象に、市場での競争力を高めるための知識を提供し、現代社会で不可欠なスキルを身につけるための重要な一歩です。プログラムは、全学共通教養科目及び短期大学の教養科目として、「情報A」と「情報B」の2科目に分かれています。

情報学習の概要



「情報A」では、学生がワープロや表計算といった基本的なアプリケーションソフトを使用し、コンピュータの機能や役割を深く理解できるようになります。基本操作や知識を習得しつつ、ファイル管理や情報モラル、セキュリティに関する知識も向上させることが期待されています。

一方、「情報B」では、デジタル社会における「読み・書き・そろばん」としてのAIおよびデータサイエンスに焦点を当てます。指定されたe-Learning教材を使用したオンライン授業で行われるこの科目は、学生が自分のペースで学び、生活や仕事で実際に活用できるスキルを培うことを意図しています。

学生支援の取り組み



また、神戸女子大学では、全学部生にノートPCの必携化を進めています。この取り組みにより、情報学習は教室の空き状況に関係なく行えるようになり、学生は自由に学習環境を選ぶことができるようになります。充電スポットやレンタルPC、学内Wi-Fiも整備されており、AI・データサイエンスを学ぶための支援体制が整っています。

プログラムを通じて身に付けるスキル



この「数理・データサイエンス・AIリテラシー プログラム」では、学生が次の6つの能力を習得します。
1. 基本的な文書処理やデータ処理ができる能力
2. インターネットを適切に活用できる能力
3. AI・データサイエンスの必要性を説明できる能力
4. 社会でのデータとAIの活用例を示す能力
5. データ活用方法について説明できる能力
6. データとAIを扱う際の留意点を説明できる能力

このように、神戸女子大学と神戸女子短期大学は、時代の求めに応じた教育を提供し、次世代のリーダーを育成するための環境を整えています。未来のキャリアを視野に入れた教育課程の導入により、学生たちが自信をもって社会に出ていけるよう、準備が進んでいます。


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会社情報

会社名
神戸女子大学
住所
兵庫県神戸市須磨区東須磨青山2の1
電話番号

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