JiMED追加出資でBCI加速
2026-06-19 17:27:23

慶應イノベーション・イニシアティブがJiMEDに追加出資しBCI企業治験が加速へ

慶應イノベーション・イニシアティブがJiMEDに追加出資



慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)は、2023年10月、大阪大学から誕生したスタートアップであるJiMEDに対し、追加出資を実施しました。この投資により、JiMEDは合計で3.3億円を資金調達し、ワイヤレス植込型BCIの企業治験に向けた準備を加速させていくことになります。

JiMEDの目指すもの



JiMEDは、脳と外部機器をつなぐワイヤレス植込型BCI(wiBCI)医療機器の開発を行っています。この技術は、閉じ込め状態にある筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者など、重度の神経疾患によって意思伝達や運動が困難な方々に向けられています。最近、同社は独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験計画届を提出し、これが受理されたことで、2026年内に日本初の企業治験開始に向けた準備が進むこととなりました。

企業治験の重要性



閉じ込め状態にある患者さんは、意識や感覚は保持しているものの、自らの意思を伝える手段が限られています。そのため精神的、身体的に大きな負担を抱えており、これに対する効果的な解決策は未だに少ないのが現状です。JiMEDのwiBCIは、脳内に埋め込まれた電極から得られる高精度な脳波データをAIが解析し、患者が身体を動かさずに思考だけで外部機器を操作できることを可能にします。この技術により、患者は身体的制約から解放され、社会参加への道が開くことになります。

患者さんとその家族への影響



JiMEDが開発するこの技術は、閉じ込め状態の患者さんにとって「生きたい」との願望を叶える手段となることが期待されています。それは同時に、患者のご家族や介護者の生活の質(QOL)の向上にも寄与することになるのです。重度の障害を抱えた方々の幸福度向上を目指し、社会全体にポジティブな影響を与えることを目指すJiMEDの取り組みは、医療分野での革新と言えるでしょう。

追加出資の影響



KIIの追加出資は、単に資金を供給するだけではなく、JiMEDが企業治験の準備を加速させるための一助となります。また、将来的には製品の拡張や販売に向けて、国内外のパートナー企業との連携強化を図り、安定した事業基盤を構築していくことも見据えています。KIIの役割は、そうしたイノベーションを支えることにあります。

KIIのビジョン



慶應イノベーション・イニシアティブは、慶應義塾大学の研究成果を最大限に活用し、スタートアップの育成を目指して2015年に設立されました。2023年には、自社初のインパクトファンドを立ち上げ、社会にポジティブな影響を与える資金提供を行っています。KIIは、大学発スタートアップが持つ潜在力を引き出し、研究成果が実社会に実装されるまでのサポートを続けていくことを使命としています。

会社情報



  • - 会社名: 株式会社JiMED
  • - 所在地: 大阪府吹田市山田丘2-8テクノアライアンス棟C棟
  • - 代表者: 中村 仁
  • - 設立: 2020年3月26日
  • - 事業内容: ワイヤレス体内植込型BCIの開発、製造、販売
  • - URL: JiMED公式サイト

  • - 会社名: 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
  • - URL: KII公式サイト


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会社情報

会社名
株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
住所
東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 4F
電話番号

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