障害者と企業を繋ぐ!電話リレーサービスとヨメテル講習会のご案内
障害者を支える電話コミュニケーションの重要性
近年、コミュニケーション手段は多様化していますが、聴覚や発話に困難を抱える方々にとって、依然として障害のある人が社会に参加する際に大きな壁となります。これを解決する一つの手法が「電話リレーサービス」と「ヨメテル」です。
1. 電話リレーサービスとは?
電話リレーサービスは、聴覚や発話に困難のある方と、一般の方の間でのコミュニケーションを支援します。このサービスでは、通訳オペレーターが手話や文字を用いて、電話越しでの会話をリアルタイムで通訳します。こうすることで、聴覚に障害を持つ方も安心して電話を利用できるようになり、円滑なコミュニケーションが実現します。
2. ヨメテルの役割
一方、「ヨメテル」は、電話越しの相手の声が聞こえにくい方々に向けたサービスです。このサービスにより、通話相手の声がリアルタイムで文字として表示されますので、視覚的に情報を捉えやすくなります。これにより、電話での会話をスムーズにし、コミュニケーションにおけるストレスを軽減します。
3. 公共インフラの一環としての存在
いずれのサービスも法律に基づいた公共インフラの一部として設置されており、すべての人がより平等にコミュニケーションを楽しめる社会を目指しています。企業や組織が導入することで、障害者の雇用促進にもつながり、より多様な社会の実現に寄与します。
4. 講習会の目的
この度、総務省は電話対応業務やその管理に従事している方々、特に障害者雇用を推進している企業の方を対象に、電話リレーサービスおよびヨメテルの理解を深めることを目的とした講習会を開催します。これにより、より円滑なコミュニケーションを育む土台を築くことが期待されています。
5. 講習会の詳細
開催日時
令和8年2月4日(水)14:00〜15:00
対象者
電話窓口を持つ業界団体やその所属企業の方々
障害者雇用を積極的に推進している企業
開催形態
オンライン(Zoomウェビナー)
プログラム
1. 主催者挨拶
2. サービス説明
3. 利用シーン動画の紹介
4. 質疑応答
申込方法
開催日前日の2月3日までに、指定のフォームからの申し込みが必要です。事前に参加者には接続先情報が送付されますので、忘れずに申し込むようにしましょう。
6. お問い合わせ
講習会に関する詳細な情報や相談は、事務局にお問い合わせいただければと思います。株式会社三菱総合研究所が担当しており、専門のスタッフが対応いたします。
この講習会に参加し、電話リレーサービスやヨメテルの活用について学ぶことで、企業のダイバーシティを推進し、誰もが安心してコミュニケーションできる社会の実現に向けて、一歩進んでみませんか?