奈良市、公園活性化へ
2024-06-27 21:35:12

奈良市、公園活性化へ民間活力を導入!公民連携で「日常に公園のある暮らし」実現へ

奈良市、公園活性化へ民間活力を導入!公民連携で「日常に公園のある暮らし」実現へ



ニューノーマル時代を迎え、公園などの屋外空間が注目される中、奈良市は「日常に公園のある暮らし」の実現に向け、公民連携による公園の魅力向上に取り組んでいます。

市は、令和4年10月に策定した「公園マネジメント基本計画」に基づき、民間事業者との連携による公園の活性化を目指しています。具体的には、中登美ケ丘近隣公園と黒谷公園において、Park-PFI(公募設置管理制度)の導入を検討し、市場調査・意見交換を実施します。

Park-PFIとは、公園施設の設置と、その施設から生じる収益を活用して周辺の整備を行う事業者を公募により選定する制度です。この制度を活用することで、公園の利便性を向上させながら、周辺地域の活性化にも貢献することが期待できます。

今回の市場調査では、民間事業者から、公園の利活用に関するアイデアやノウハウを収集し、実現性の高い提案を検討します。特に、キッズパーク化に伴う駐車場整備や遊具設置、収益事業との連携可能性などを調査することで、公園の利用価値を高めるための具体的なプランを策定していく予定です。

対象となる公園

中登美ケ丘近隣公園
面積:30,096㎡
特徴:ローラーすべり台、多目的広場、ウォーキングコースなど
周辺施設:イオンモール奈良登美ヶ丘、UR都市機構 中登美第3団地、奈良学園登美ヶ丘、奈良県立国際高等学校
黒谷公園
面積:60,242㎡
特徴:球技場、テニスコート、遊具広場など
周辺施設:近畿大学 奈良キャンパス(農学部)、追分梅林、霊山寺、帝塚山大学 東生駒キャンパス

調査スケジュール

調査スケジュールは、現段階では未定です。

背景

近年、市民のライフスタイルの変化に伴い、公園に対するニーズも多様化しています。奈良市では、公園の利用価値を高め、市民にとってより魅力的な空間にするために、様々な取り組みを行ってきました。

「まちの食卓」や「春日表参道SUN DAYS PARK」などの社会実験
「PARK LIFE MEETING」や「PARK LIFE LABO」などのワークショップ
公園マネジメント基本計画の策定
柏木公園へのキッズパークオープン

これらの取り組みを通じて、市は公園のあり方について、市民と積極的に対話を重ね、公園の活性化に向けた具体的な方策を検討しています。

今回の市場調査は、その一環として、民間事業者の知見を積極的に活用し、公園の利用価値を高めるための新たなアイデアを生み出すことを目指しています。


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