トイレがもたらす平和
2025-07-14 08:47:12

未来のトイレが社会課題を可視化する「Peace Toilet Japan」プロジェクト始動

トイレで叶える、未来の共創



2025年に開催される大阪・関西万博で、株式会社YONEDAが展開する「Peace Toilet Japan」プロジェクトが注目を集めています。このプロジェクトは、「トイレ」という日常的なインフラを通じて、平和と人権についての広範な社会課題に目を向けることを目指しています。

プロジェクトの背景


「羽田のエジソン」として知られる代表取締役の米田英一氏は、中小企業の技術を生かし、特許や新製品を生み出してきた実業家です。地域に根付いたものづくりの力を活かし、このプロジェクトを推進しています。「Peace Toilet Japan」は、ただのトイレの設置ではなく、そこから社会への理解を深める対話の場を創出することに焦点を当てています。

トイレから考える社会課題


プロジェクトでは、衛生や健康、尊厳、防災、ジェンダー、そして障がい者支援など、様々な視点からトイレの重要性を再定義します。来場者との対話を通じて、誰もが安心して使用できるトイレ環境を作るための手法を共に考える機会を提供します。これには防災時のトイレの課題や、女性の月経に関連する社会理解、障がいのある方々の尊厳を守るための環境整備、高齢者医療のニーズに応じた配慮などが含まれます。

ソーシャルメディアと共感の創出


プロジェクトの活動は、出展日だけにとどまりません。SNSを利用して、トイレに関連する社会課題の情報を発信し、泌尿器科医によるオンラインセミナーを開催するなど、幅広い共感と対話を生み出しています。また、子どもたちが自由研究として参加できるような学習支援体制も整えられており、多世代が共に平和と人権について考える場を提供しています。

共創メンバーとその役割


このプロジェクトには、様々な分野の専門家が集結しています。IT部門を担当する合同会社ファービヨンドの上野淳氏や、企画・広報を担当する有限会社小野長の小野寺梨紗氏、日本橋骨盤底診療所の所長で医療監修を行う安倍弘和氏など、多様な知見が集まります。これにより、トイレによる社会課題解決の方法を模索し、多様な視点を反映したソリューションを提案します。

米田英一の思い


米田氏は「トイレは単なる設備ではなく、人々の尊厳と生活を支える未来のインフラである」と力強く語ります。このプロジェクトに参加するメンバーは、泌尿器科医やアプリ開発者、マーケティング専門家など多岐にわたり、すべての人が安心して使えるトイレを目指しています。万博を通じて、この理念を広げ、誰もが参加できる社会を実現する一歩を踏み出すことが期待されています。

出展詳細


「Peace Toilet Japan」は、2025年の8月7日から9日まで、大阪・関西万博の「共創チャレンジテーマウィーク」で展示されます。このプロジェクトは、株式会社YONEDAによって主催されており、多様な人々と共に新たな未来を創造することを目的としています。

私たちの身近にあるトイレを通じて、社会の「やさしさ」と「尊重」が更に高まることを願い、共に考えていきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社YONEDA
住所
東京都大田区羽田1-14-13
電話番号
03-3744-6218

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