エスビー食品、新たなレトルトカレーを中国市場に投入
エスビー食品株式会社は、アジア市場の需要を受けて新しいレトルトカレー「爱思必 金牌咖喱」を2025年12月に中国にて発売することを発表しました。この商品は、2026年に60周年を迎える「ゴールデンカレー」ブランドの一環として展開されるもので、甘口と中辛の2種類をラインナップしています。
中華人民共和国専用のカレー
このレトルトカレーは、日本ではおなじみの「ゴールデンカレー」の伝統を守りつつも、中国市場を意識した特別な商品です。日本国内で製造されており、食材にはトランス脂肪酸ゼロの安心な成分が使用されています。特徴としては、具材に角切りのじゃがいもとにんじんを使用し、ソテー・ド・オニオンの甘みと旨みを加えることで、スパイスの香りをさらに引き立てています。
品質と手軽さ
この商品の内容量は200gで、5パック入りの荷姿で販売されます。温めるだけでじっくり煮込んだかのような味わいが楽しめるので、家庭での手軽な食事に最適です。また、ご飯や麺にかけて楽しんだり、お好みのトッピングを加えることで、無限のアレンジが可能です。家族全員で楽しめる料理として、さらにはカフェ風ごはんの演出にもぴったりな一品です。
中国市場の可能性
近年、中国の調理済み食品市場は急速に成長しており、特に日本のカレーに対する需要は高まっています。エスビー食品の調査によれば、8割以上の消費者が日本の調理済みカレーを購入したいとの意向を示していることから、同社はこの新商品が中国で受け入れられることに高い期待を寄せています。現地の消費者にとって、エスビー食品のカレーは本場の味わいを手軽に楽しめる魅力的な選択肢となるでしょう。
グローバル展開の一環
エスビー食品は、海外事業の強化を目指して、カレーやわさび関連製品を中心に、265品目を65ヶ国以上に輸出しています。2043年には海外売上高比率を40%超にする目標を掲げ、市場特性に応じた製品開発を行っています。今回の新商品の発売も、その一環として進められています。これにより、エスビー食品は、世界中のお客様に「S&B」ブランドの魅力を伝え、持続可能な成長を実現していく考えです。
おわりに
エスビー食品が新たに展開するレトルトカレー「爱思必 金牌咖喱」は、中国市場において日本のカレー文化を広める重要な一歩となりそうです。ぜひ、この機会に家族で楽しめる新しいカレーを試してみてください。