日本蓄電池、山口県山口市に新たな蓄電所を設立

日本蓄電池、山口市に蓄電所を設設立

日本蓄電池株式会社（Nippon Chikudenchi Co., Ltd.）は、山口県山口市に新たに系統用蓄電施設「NC北山田堤下蓄電所」を設立します。この施設は、カーボンニュートラルを推進し、再生可能エネルギーの導入を加速させるために必要な電力の安定供給を支えるものです。特に調整力の確保は、現代社会において重要な課題となっており、日本蓄電池はこれに特化したソリューションを提供することを目指しています。

施設の概要

「NC北山田堤下蓄電所」は、山口県山口市に位置し、2025年12月4日から設置が開始される予定です。この蓄電施設は、需給調整市場や卸売市場（JEPX）、容量市場に対応しており、再生可能エネルギーの出力平準化にも寄与します。

施設の特徴

- 施設名: NC北山田堤下蓄電所
- 所在場所: 山口県山口市
- 施工会社: 株式会社カンドー
- 設置開始日: 2025年12月4日
- 主用途: 需給調整市場、JEPX、再エネ出力平準化

日本蓄電池は、系統用蓄電池事業において、設置場所の選定から電力会社との調整、手続き、蓄電池の選定や導入、更には蓄電所の構築までを一貫して推進しています。この様に、自社の技術とノウハウを駆使して、持続可能なエネルギー社会の構築に寄与することを目指しています。

日本蓄電池株式会社について

日本蓄電池株式会社は、東京都千代田区に本社を置き、系統用蓄電池施設の開発と運営を専門としています。代表取締役社長の漆原秀一氏の指導の下、同社は革新的なエネルギーソリューションの提供に取り組んでいます。詳細な情報は公式ウェブサイト（nipponchikudenchi.co.jp）で確認できます。

株式会社カンドーについて

このプロジェクトの施工を担う株式会社カンドーは、東京都新宿区に本社を構え、ガス設備や通信設備、発電設備に関する幅広い事業を展開しています。代表取締役社長の加藤孝之氏が率いる同社は、技術力を駆使して様々な設備の施工に対応しており、詳しい情報は公式ウェブサイト（kando.co.jp）で見ることができます。

まとめ

「NC北山田堤下蓄電所」は、カーボンニュートラルを目指す日本のエネルギー政策において一石を投じる重要なプロジェクトです。再生可能エネルギーの利用拡大と電力の安定供給を実現するこの蓄電所は、地域経済にも寄与することが期待されています。今後も、日本蓄電池株式会社と株式会社カンドーの連携に注目が集まることでしょう。