株式会社カーボンフライの新たな挑戦
株式会社カーボンフライが、独自の技術を駆使して開発した超高品質カーボンナノチューブ量産機『Caltema™』を発表しました。これはカーボンナノチューブ(CNT)の製造に革新をもたらすものと期待されています。
高品質なカーボンナノチューブの製造
カーボンフライの特筆すべき点は、CNTの長さや直径、欠陥密度を精密に制御する技術にあります。この技術は『カーボン・サーキュラー・テクノロジー』と呼ばれ、CNT生成に留まらず、最終的にはパウダー、繊維、フィルムといった形状に加工するまでのプロセスを一貫して実現可能にしました。
この新しい製造機『Caltema™』は、年間最大5トンの生産能力を持ちながらも、コンパクトで省エネルギー性に優れています。オフィスビル内での運用も可能というのは、設置場所を選ばない大きな利点です。
AIとIoTによる生産最適化
さらに、特筆すべきは『Caltema™』に搭載された独自のAIとIoTシステムです。これにより製造プロセスが簡素化され、顧客のニーズに応じた製造条件の最適化が自動的に行われます。また、遠隔モニタリングやメンテナンスが可能で、技術者を現地に配置する必要がなく、コストや手間の大幅な削減が実現されています。
ICCM 23への参加
カーボンフライは、イギリス・北アイルランドで開催される複合材料分野の国際会議ICCM 23にエグゼクティブパートナーとして参加します。この世界的な会議には、第一線で活躍する研究者や企業が集結し、CNTの量産技術やその価値についての論議が交わされます。
カーボンフライは、『Caltema™』の発表をこの場で行うことが最も適切であると考えており、参加者との協力を通じて、新たなビジネスチャンスを創出し、CNTの社会実装を目指しています。
豊富な応用分野
カーボンフライが展開する超高品質CNTは、リチウムイオン電池用の導電性ペーストをはじめ、航空宇宙、モビリティ、エネルギーなど、幅広い分野での基礎素材として多くの可能性を秘めています。これにより、さまざまな産業での新しい製品やサービスの創造が期待されます。
このように、カーボンフライはCNT業界における課題に挑戦し、量産技術を確立することで新しい未来を切り開くことを目指しています。
お問い合わせ
株式会社カーボンフライの詳細については以下の連絡先までお問い合わせください。
これからのカーボンフライの活躍に乞うご期待です!