膵臓がん早期発見に向けたAIソフトウェアの開発
2021年10月1日、医療法人社団豊智会は、膵臓がん早期発見を目指すAIソフトウェアの開発に向けたクラウドファンディングを開始しました。目標金額は250万円で、募集期間は2021年10月1日から11月5日までです。このプロジェクトは、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じて実施され、支援金は主に診断画像への色塗り作業などの費用に使用されます。
膵臓がんは、国内で年間約4万人が罹患し、約3万5千人が亡くなるという非常に深刻な罹患率を持っています。この病気は発見が難しく、手の施しようがない場合が多いため、5年以内の死亡率は90%を超えています。しかし、早期発見が成功すれば、生存率は劇的に改善されます。特に、病状がステージ1であれば生存率は52.5%、ステージ0であれば14.2%と高い数字が出ています。
医療法人社団豊智会では、独自の診断基準を設け、膵臓がんの早期発見を目指して日夜診療を行っています。この基準は、近年の膵臓がん学会での議題とも一致しており、実際に診断現場での成功事例も増えてきたと言われています。クラウドファンディングで集まった資金により、この診断基準に基づく画像診断AIソフトウェアの開発が加速され、さらには他の医療機関でも利用されることを期待しています。
このプロジェクトは全ての人々が膵臓がんの早期発見に貢献する機会を提供しています。支援いただくことで、大切な命を救うための新しいツールが増えることに繋がります。具体的には、医療機関における膵臓がんの検知率が向上し、患者の生存率が高まることが期待されています。複雑な病気である膵臓がんに立ち向かうために、医療の力を強化するため、豊智会は全力を尽くす所存です。
クラウドファンディング詳細
以下は、今回のクラウドファンディングに関する情報です。
- - タイトル: 膵臓がん早期発見へ、診断内容をAIソフト化する為の画像を作成したい
- - 目標金額: 250万円
- - 募集期間: 2021年10月1日 〜 2021年11月5日
- - 形式: 通常型 / All or Nothing形式(目標金額に達しない場合は支援金は受け取れません)
- - 資金使途: AIソフトウェア開発のための諸費用
医療法人社団豊智会について
豊智会は、主に画像診断を専門とし、膵臓がんの診療に注力してきました。2002年の設立以来、78名の専門医が所属し、年間約9万件の検査を行っています。【MRI、CT、PET-CTなど】の高度な機器を駆使し、質の高い診断サービスを提供し続けています。患者とその家族に安心を提供するため、医療の質を向上させる取り組みを続けてまいります。
お問い合わせ
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私たちと共に、膵臓がん患者の早期発見に力を貸していただければ幸いです。一緒に未来の医療を切り開いていきましょう!