JAアクセラレーター成果発表
2025-11-07 15:33:40

JAアクセラレーター第7期成果発表会、農業改革の新たな一歩

農業分野に新たな風を吹き込む「JA アクセラレーター第7期」の成果発表会が、2023年11月6日に開催されました。このプログラムは、JAグループが全国の8団体とともに設立した一般社団法人AgVenture Lab(あぐラボ)が推進するもので、農業や地域社会が直面する課題を解決するためにスタートアップに支援を行います。

今年度は、応募総数189件の中から選ばれた9社が参加し、約6ヶ月にわたってJA全農と農林中央金庫の職員による伴走指導を受け、ビジネスプランのブラッシュアップや実証実験に取り組んできました。特に、昨年に続き設けられた「北海道枠」では、2社がホクレン農業協同組合連合会の職員の支援を受けながら、地域特有の課題に対する具体的な解決策を模索しました。

発表会の中では、各スタートアップが自社の革新的なプロジェクトを披露しました。その中には、ハイパースペクトル技術を駆使した食品・農業のイノベーションを目指す「Milk.株式会社」や、アップサイクルを用いた植物由来製品の開発に取り組む「株式会社東京バル」など、食と農をテーマにした様々なプランが紹介されました。

また、害獣や害虫の駆除にAIを活用した「FutuRocket株式会社」や、農業用ロボットを開発する「株式会社FieldWorks」も注目を集めました。特に、Various Robotics株式会社が手がける4脚ロボットは、農作物の圃場を巡回する新しいソリューションとして、鳥獣被害対策や圃場点検などに活用される可能性があります。

さらに、本イベントの模様は、2023年11月11日(火)からYouTubeの「あぐラボチャンネル」で公開予定。視聴者はスタートアップの取り組みの成果をリアルタイムで確認することができ、農業分野のイノベーションに対する期待が高まります。

「JAアクセラレーター」とは、持続可能な食と農、生活の未来を共創することを目的に、新たなビジネスやサービスの開発をサポートするプログラムです。JAグループの強力なネットワークを活かし、地域の課題解決に向けたイノベーションビジネスの育成を目指しています。

AgVenture Labは、全国農業協同組合中央会や農林中央金庫など、幅広い団体が協力し合い、新たな事業の創出やサービス開発を目指しています。農業と地域社会に新しい風を吹き込むこの取り組みに、今後も注目が集まるでしょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人AgVenture Lab
住所
東京都千代田区大手町1‐6‐1大手町ビルヂング9階
電話番号

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