ハリマ化成グループが兵庫県の再生可能エネルギープロジェクトに賛同

ハリマ化成グループが再生可能エネルギーの普及を後押し



2025年4月2日、ハリマ化成グループ株式会社は、兵庫県及び公益財団法人ひょうご環境創造協会が展開する再生可能エネルギー促進プログラム「ひょうご版再エネ100」に賛同したことを発表しました。このプログラムは、県内の産業・業務部門における温室効果ガス(GHG)排出量の74%を占める因子に対抗する重要な取り組みです。

「ひょうご版再エネ100」は、太陽光や風力、地熱バイオマスなどの再生可能エネルギーの導入推進を目指しています。このプログラムを通じて、地域の事業者が再エネを活用する機会を広げ、取り組みを広く周知し、エネルギー問題に対する意識を高めることを狙いとしています。

ハリマ化成を含む14の企業が、電力だけでなく熱エネルギーも含めたエネルギー消費を可能な限り地元の再エネで賄うという志を共有し、脱炭素化の実現を目指しています。

同社は、すでに2021年には「2030年にGHGを2013年度比46%削減する」という政府目標に対し、「2027年にその目標を達成し、さらに2030年までに50%削減する」という前倒し方針を表明しています。この取り組みを真剣に進める中、兵庫県加古川市に位置する工場「加古川製造所」では、2005年に設置されたバイオマス発電設備(最大出力:4,000kW)や、2014年に導入された太陽光発電システム(発電能力:1,129kW)を稼働させています。これにより、年間平均約4万トンものCO2削減を実現しています。

2023年には初の「ため池水上太陽光発電事業」を開始し、加古川製造所では電力CO2排出量ゼロ化を達成するなど進展を見せています。また、この取り組みには「ゼロカーボンパートナー」としての認定も受け、地域の加古川市と協力しながら脱炭素促進への道をさらに広げていく考えです。現地頻度でのGHG削減活動は継続しながら、国際的な展開も視野に入れ、2050年までにグループ全体でカーボンニュートラルの達成を目指します。

ハリマ化成グループは、持続可能な未来のために確かなステップを踏み出しており、兵庫県における再生可能エネルギーの普及に貢献すべく、引き続き努力していくでしょう。詳しい情報は「ひょうご版再エネ100」の公式ウェブサイトや、ハリマ化成グループの公式ページで確認できます。

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