国際男性デーに男性の生きづらさを考えるトークイベントを開催

国際男性デーに寄せて

2024年11月19日、国際男性デーを迎えるにあたり、XTalent株式会社がオンラインで特別なトークイベントを開催します。このイベントでは、男性が直面するさまざまな生きづらさに焦点を当て、専門家や当事者たちと共に考えます。最近、共働き世帯の増加やコロナ禍の影響により、男性も仕事と家庭を両立させることが求められるようになっていますが、その過程での課題を掘り下げます。

現在の背景

XTalentが運営する転職支援サービス「withwork」では、創業以来、約1万人以上のワーキングペアレンツを支援してきました。当初、このサービスを利用していたほとんどは女性でしたが、2022年以降、男性の新規登録者が急増してきました。特に、2022年の秋には全体の登録者の15.3%が男性に達し、2023年の初春にはその割合が28.3%にまで上昇したのです。

これは、共働きの推進やリモートワークの普及が影響していると考えられます。日々忙しい仕事と育児を両立させようとする多くの男性が、その難しさに直面しています。

働く男性の課題

男性が感じる生きづらさの一因には、周囲の期待や固定概念が存在します。例えば、管理職への昇進の機会が「育児との両立は困難」という固執したイメージから制限されることがあります。また、「男性は仕事が優先」という思い込みが職場での育児参加を難しくさせ、家庭との両立を求める人々がチャンスを失いがちです。

トークイベントの目的

このイベントでは、登壇者たちにより、従来の「男らしさ」の概念がどのように変遷し、男性の働き方にどのような影響を与えてきたのかを探ります。また、今後の働き方の変革についても議論します。登壇者には、リクルートワークス研究所の筒井健太郎氏、ジャーナリストの小西一禎氏、そしてXTalentの上原達也が参加予定です。