プロクライマー伊藤ふたば選手がピラティスで競技力を向上させる理由

プロクライマー伊藤ふたば選手のピラティス体験

プロクライマーとして名を馳せる伊藤ふたば選手が、2025年8月に公開された動画で自身のトレーニング方法の一環としてピラティスの重要性を語りました。運営元である「ピラティススタジオBB」（株式会社トップキャリア）では、彼女がピラティスを通じて競技力を向上させるための取り組みや、怪我予防の重要性について詳しく紹介されています。

ピラティスとの出会い

伊藤選手がピラティスを始めた理由は、スポーツクライミングにおける怪我が続いていたことでした。彼女は「インナーの弱さが見えてきた」と語り、クライミングに必要な体の使い方を向上させるためにピラティスを試してみることにしたのです。最初のレッスンでは思ったように動けず、「これが今の自分に必要だ」と強く感じたと言います。

継続する理由とその効果

2年間ピラティスを続けてきた伊藤選手は、レッスン後に身体が整う感覚を実感し、怪我の予防にも役立つと強調します。正しく身体を使えることにより、クライミングも楽に行えるようになったと述べており、大きな怪我を経験していないことは彼女にとって大きな成果と言えるでしょう。

試合前のルーティン

伊藤選手は試合の前に必ずピラティススタジオを訪れ、身体のバランスを整えてから競技場に向かうそうです。このルーティンを行うことで、身体の感覚がまったく異なると彼女は感じており、ピラティスが競技の重要な一部であることを証明しています。

動画制作の背景

今回公開された60秒間のドキュメンタリータッチの動画では、伊藤選手のレッスン風景や実際のクライミングシーンが収められています。トレーナーの黒子甫氏は、米国公認アスレティックトレーナーとして伊藤選手を支え、クライミングに必要な「整える力」と「繊細なコントロール」を習得させる役割を担っています。

伊藤ふたば選手のプロフィール

伊藤選手は2002年に岩手県で生まれ、15歳でBouldering Japan Cupで最年少優勝を達成。2018年にはアジア選手権でボルダリング金メダル、複合銀メダルを獲得しました。国内女子初のV14完登も成し遂げた彼女は、2028年ロサンゼルス五輪に向けてメダル獲得を目指しています。

ピラティススタジオBBの紹介

ピラティススタジオBBは、2009年に設立され、国内に9店舗を展開しています。恵比寿店は2025年3月にオープン予定で、パーソナルトレーニングを中心にしたスタジオとして広く支持されています。年間2万セッションを超えるレッスンは国内最大級で、アスリートから一般の方まで幅広く対応しています。

出典として公式サイトピラティススタジオBB やInstagram @pilates_studio_bb もご覧ください。