鳥取県初の産業パートナー、Doooxが地域振興に挑む

株式会社Doooxが、鳥取県が新設した「産業パートナーシップ制度」の第一号パートナー企業として認定され、2025年9月より鳥取市内の「SANDBOX TOTTORI」で本格的に事業展開を開始します。企業理念に「行動で世の中を変えていく」を掲げるDoooxは、地域課題解決と産業振興に対する強い姿勢を示しています。

パートナーシップ制度の趣旨

鳥取県は、全国で最も人口規模が小さく、少子高齢化や若年層の県外流出が進む厳しい状況に直面しています。しかし、企業と地域、行政が協力しやすい環境を持っており、新たな施策を実行する力があります。そこで鳥取県は、企業や団体と協力し、産業振興や地域課題の解決に取り組むため、「鳥取県産業パートナーシップ制度」を創設しました。この制度は、パートナー企業が持つ経営資源を活用して、地域の発展を推進することを目的としています。

鳥取県との連携内容

Doooxは、以下の3つの分野で鳥取県との連携を強化し、地方産業の振興に貢献する方針です。

1. 情報発信: 鳥取県の魅力やパートナーシップ制度の活動を自社の広報を通じて情報発信し、全国の企業や人材へのアプローチを図ります。
2. 企業誘致: 他県の企業を鳥取に誘致するため、自社のネットワークとリソースを活用します。
3. 地域課題解決: 鳥取県内の市町村と連携し、地域課題の解決に向けたプロジェクトも積極的に推進します。

これまでの取り組み

Doooxの鳥取県での取り組みは、2025年6月に「とっとリッチサポーター」としての認定を受けたことから始まりました。この制度は、県の産業振興に寄与することが期待される民間人材を認定するものです。また、同年9月には鳥取市のSANDBOX TOTTORIに拠点を開設し、地域との実質的な連携が可能な体制を整えました。

今後の展望

Doooxはパートナー企業として、地域の課題解決プロジェクトや魅力発信に挑んでいきます。特に、自社が育てた企業ネットワークを駆使した県外企業誘致や、鳥取県内事業者への支援を強化していく予定です。また、地域活性化プロジェクトの立ち上げや、地域の実情に応じた支援も行い、持続可能な地域発展を目指します。

鳥取県の企業立地の魅力

鳥取県は、東京から飛行機で約75分の距離で、自然災害リスクが低い位置にあります。さらに、県や市町村、地元大学、産業支援機関が協力し、進出企業へのサポート体制が充実しているため、事業の安定性が確保されています。

会社概要

株式会社Doooxは、「明日も自分のドラマに熱狂できるセカイを創る」をモットーに、多方面での取り組みを展開しています。その中には地域の人々が主役となる地域活性化事業を支援する「街盛PJ」も含まれ、日本全国の挑戦を支えています。代表取締役の久保寺亮介氏のもと、これからも新たな挑戦を続けていく企業として注目されるでしょう。