CMランキング発表
2019-12-05 17:00:13

2019年夏の洗剤・入浴剤CMランキングが発表されました

2019年夏の洗剤・入浴剤CMランキング



2019年12月、寒い季節に温かいお風呂が恋しいこの時期に、TVISION INSIGHTS株式会社が最新のCMランキングを発表しました。これは、7月1日から9月29日まで放送された洗剤や入浴剤に関するCMを対象にしたもので、視聴者がどのCMを最も注視しているかを測定する視聴質データを元に作成されています。

このランキングは、視聴者のテレビ視聴態勢をもとにした数値であるVI値(滞在度)AI値(注視度)を掛け合わせた結果に基づいています。これにより、視聴者がどれだけCMに注目していたのかを示す指標が明らかになります。具体的には、数値が高いほど視聴者がそのCMを熱心に見ていたことをあらわします。

CMランキングの結果


2019年7月クールの洗剤・入浴剤業界では、以下のランキングが発表されました:

1. 花王
2. サンスター
3. ライオン
4. P&G
5. グラクソ・スミスクライン

特に、1位の花王は、5位のグラクソ・スミスクラインに対し、13%もの差をつけており、強い存在感を示しました。また、特に女性35~49歳に絞ったF2ターゲットのランキングでも、花王が堂々の1位を獲得し、5位のライオンとの差はなんと20%にもなりました。

視聴質データが示すCMの注目度


視聴質データとは、VI値(滞在度)とAI値(注視度)を掛け合わせたもので、テレビがついている際にどのように視聴者が画面に向き合っているかを視覚化しています。VI値は、テレビの前にいる人がどれだけ長くテレビの前に留まっているかを示し、AI値はその時、画面をどれだけ注視しているかを示します。これらのデータを用いることで、広告の効果を分析し、ターゲット層に対するアプローチをより効果的に行うことが可能になります。

今後の戦略について


今回のデータ分析では、特にスポット広告に注目し、ターゲットF2において20%の差が現れたことに注目が集まりました。仮に2000GRPの広告出稿があれば、400GRPの差が出ることになります。この違いの背景には放送局の特性や時間帯が大きく影響していると考えられており、ターゲットがよく見る時間帯やチャンネルを特定し、広告戦略に生かすことが重要です。

結論


2019年7月クールのCMランキングは、視聴者がどのCMに対してどれだけ注視していたのかを明確に示す結果となりました。将来的には、このデータを基に広告主や関係者がより効果的な広告を展開する手助けとなることが期待されます。視聴質計測は広告界における重要な指標となりつつあり、今後の動向に注目です。

会社情報

会社名
REVISIO株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル6階670区
電話番号
03-6268-8056

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