現代人の生き方を問い直す仏教ワークショップの魅力
私たちの生活は、日々の情報や様々な価値観に溢れ、心の平穏を失ってしまうことが少なくありません。そのような現代において、仏教の教え「手放す」というシンプルだけれども深い哲学は、今の私たちにとって再評価される価値があるものだと言えるでしょう。この度、北海道旭川市にある高野山真言宗の旭山寺と、キャリアセミナーなどを提供するいろえんぴつ株式会社が共同で「SELF DISCOVERY PROGRAM:自分の再発見プログラム」を開催することが決まりました。
イベントの背景
このワークショップの目的は、現代人が抱える生き方や働き方の迷いに対して、仏教の知恵を通じて新たな解決の糸口を見つけることです。「執着を手放す」という仏教の教えは、まさに現代人に必要な知恵となることでしょう。多くの人が何かに縛られ、本当に望む生き方を見失ってしまいます。このプログラムでは、その執着を手放し、空っぽの自分と向き合う体験を通じて、真の生き方を見る目を養うことを目指しています。
このワークショップは、高野山真言宗の副住職である渋谷智海氏と、キャリア支援を専門とする大田原裕希氏がタッグを組んで進行します。彼らは、仏教の知恵を具体的な生活への実践へと結びつけるための3つのステップに基づいたプログラムを展開します。
プログラムの特徴
このワークショップでは、参加者が仏教の教えを知るだけでなく、実際に心と身体を使って体験することが重視されています。次のような3つのステップで構成されています:
1.
導入:執着を知るワーク
参加者は「失うこと」を体験し、自分が持つ執着や、本当に大切なものは何かを見直します。これにより、「手放す」ことの重要性を理解します。
2.
深める:空っぽになる瞑想
心を静め、雑念を払いのける瞑想を行います。この過程で、執着を手放した「空っぽ」な状態を実感し、純粋な自己と向き合います。
3.
アウトプット:目標設定
心が落ち着いた後、ワークシートを用いて新たな目標を設定します。「空っぽ」な状態から湧き出た真の願いを具体化し、次の一歩を踏み出すための土台を作ります。
開催概要
- - イベント名: SELF DISCOVERY PROGRAM:自分の再発見プログラム
- - 日時: 2025年11月3日(月・祝)、13:00~15:00(受付は12:50から)
- - 場所: 高野山真言宗 旭山寺(北海道旭川市東旭川町倉沼44番地)
- - 参加費: 2,000円(ワークで使用する道具代を含む)
- - 定員: 限定10名(どなたでも参加可能)
- - 主催: 旭山寺、いろえんぴつ株式会社
- - 申し込みフォーム: こちらから
このプログラムを通じて、参加者が自身の生き方や働き方について再発見し、前向きな変化を遂げることができることを期待しています。仏教の教えにふれながら、心豊かな生活を実現するための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
主催者プロフィール
- - 渋谷 智海(しぶや ちかい): 高野山真言宗 旭山寺 副住職
旭川市出身。広告代理店を経て高野山専修学院に進学。全国の宿坊運営支援を行いながら、現代人に寄り添った仏教の教えを伝えています。
- - 大田原 裕希(おおたわら ゆき): いろえんぴつ株式会社 代表取締役
旭川市出身で、多岐にわたる業界での経験を活かし、企業支援やコミュニティ活動を展開中です。
お問い合わせ先
詳しい情報や参加申し込みについては、いろえんぴつ株式会社の大田原までどうぞ。
TEL: 090-9518-1553
E-mail:
[email protected]