ONODERA USER RUN、LGBTQ評価指標「PRIDE指標2024」でゴールド認定取得
人材紹介事業を展開するONODERA USER RUNが、LGBTQ+の働きやすい職場環境を評価する「PRIDE指標2024」において、初となるゴールド認定を取得したと発表しました。これは、同社の多様性への積極的な取り組み姿勢が評価された結果と言えるでしょう。
「PRIDE指標」は、一般社団法人work with Prideが策定した評価指標で、企業や団体のLGBTQ+に対する取り組みを5つの指標(Policy、Representation、Inspiration、Development、Engagement/Empowerment)で評価するものです。それぞれの指標で要件を満たすと1点が付与され、5点満点がゴールド、4点でシルバー、3点でブロンズと認定されます。
ONODERA USER RUNは、2023年度まで3年連続でブロンズ認定を取得していましたが、2024年度は4つの主要な取り組みを強化することで、ゴールド認定という大きな成果を収めました。
具体的な取り組み内容は以下の通りです。
1.
LGBTQ+に関する社内理解促進: 全社員を対象とした、多様な性的指向や性自認に関する研修を実施。外部講師を招き、ノンバイナリーやアセクシュアルなど、幅広い性の多様性について理解を深める機会を提供しました。さらに、役員向けの研修も実施するなど、トップダウンによる意識改革にも力を入れています。
2.
LGBTQ+に関する人事制度: 2023年9月1日より「同性パートナーシップ制度」を導入。社内規定における配偶者の定義に同性パートナーを含めることで、LGBTQ+社員の権利と福利厚生を保障する体制を整えました。これは、LGBTQ+社員にとって大きな安心材料となるでしょう。
3.
LGBTQ+に関する社会貢献: LGBTQ+当事者支援団体である認定NPO法人ReBitへの寄付を通じて、社会全体の理解促進に貢献しています。企業活動を通じた社会貢献は、持続可能な社会の実現に繋がる重要な取り組みと言えるでしょう。
4.
LGBTQ+に関する社会への理解促進: 横浜FCのホームゲームにおいて、LGBTQ+への理解を深めるイベントブースを出展。レインボーフォトパネルの設置やレインボーグッズの配布、啓発活動を通して、来場者への理解促進を図りました。イベントブースを訪れた方の89%が「アライ(Ally)」について理解を深めたと回答しており、啓発活動の成果が数値として示されています。
これらの取り組みを通じて、ONODERA USER RUNは、性的指向や性自認に関わらず、誰もが自分らしく働ける環境づくりを目指しています。 多様性を尊重し、個々の能力を最大限に発揮できる職場環境の構築は、企業競争力を高める上で重要な要素となってきており、ONODERA USER RUNの取り組みは、他企業にとっても模範となるでしょう。
ONODERA USER RUN会社概要
ONODERA USER RUNは、アジア各国における人材教育と、特定技能に特化した日本国内への人材紹介事業を展開する企業です。2024年10月31日現在、累計教育人数7,270名、特定技能試験合格者5,320名、特定技能人材紹介内定者5,241名、紹介先で就業開始者4,118名を数えます。日本語教育、特定技能教育、人材紹介、就業後の生活サポートまでワンストップで行うことで、安定した雇用環境を提供しています。
所在地:東京都千代田区大手町1丁目1番3号 大手センタービル5階
設立:2016年11月1日
資本金:1億円
代表者:代表取締役社長 加藤 順
URL:https://onodera-user-run.co.jp/
ONODERA USER RUNは、ONODERA GROUPの一員として、今後もLGBTQ+を含む多様な人材が活躍できる社会の実現に貢献していくと期待されます。