東かがわ市が舞台のRPG『グローブストーリー』商標登録のニュース
最近、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)と香川県東かがわ市の共同開発によるスマートフォン向けロールプレイングゲーム(RPG)『グローブストーリー』が商標登録されました。このゲームは、2024年2月22日に正式公開されており、登録番号は第6879010号、出願番号は商願2024-057943です。
『グローブストーリー』の魅力とは?
『グローブストーリー』は、東かがわ市の市制20周年を祝する形でWACAが開発した作品です。プレイヤーは、ゲーム内の「てぶくろ王国」という地域を冒険し、実在の名所「白鳥神社」や「かめびし屋」、さらにはご当地キャラクターの「てぶくろくん」や「てぶくろマン」といった個性豊かなキャラクターとも出会います。さらに、和三盆や引田ぶりといった地域特産品もゲーム内に登場し、プレイヤーは東かがわ市の歴史や文化に触れることができます。
開発の裏側と代表のコメント
このゲームの開発には、上村一郎市長も関わっており、約2年間かけてデバッグやシナリオの改善に取り組んできました。このような地元との密接な連携があったからこそ、作品は地域の実情を反映したものになっています。亀井耕二代表理事は、商標登録によって本作品のブランド価値が守られることを喜び、地域振興への貢献を確信しています。
チームの取り組みと実績
WACAは2022年6月に東かがわ市と商工会との間で中小企業のICT支援に関する協定を結び、地域のデジタル化や観光振興に取り組んでいます。公開後の『グローブストーリー』は、アプリダウンロード数が3743件に達し、多様なメディアで20回以上取り上げられるなど地域の注目を集めています。また、YouTubeでも多くの配信が行われ、ゲームを通じて東かがわ市の魅力を広めようとする動きが見られます。
まとめ
『グローブストーリー』はただのゲームではなく、東かがわ市の文化や魅力を伝える重要なメディアとして機能しています。地域振興や観光の新たな形を提示する本プロジェクトに、さらなる期待が寄せられています。これからもWACAは多様な取り組みを通じて、地域社会の発展に貢献していくことでしょう。ゲームを楽しむ皆さんが東かがわ市の魅力に少しでも触れることができることを願っています。