東京都写真美術館にて、出光真子の展覧会「おんなのさくひん――ある映像作家の自伝」が2026年9月21日まで開催中です。この展覧会に伴い、館内1階ホールでは出光の映像作品を全40点、全9プログラムで上映します。特に特徴的なのは、その中の5作品がニュープリントによる16ミリフィルムで上映される点です。これにより、展示スペースとは異なる、映画館特有の鑑賞体験が可能となります。
上映会では、出光真子の作品を包括的に体感できるチャンスとなり、本当に貴重です。その中には、特にこの上映会でしか見ることのできない17作品も含まれています。出光真子は1970年代から80年代にかけて活動を展開し、女性による初期フェミニズム・アートの先駆者としての地位を確立しました。
上映会のプログラム詳細
上映プログラムは全9つのセクションから成り、年代順に整理されています。以下に各プログラムの特徴を簡単に紹介します。
1.
最初期の8作品:出光真子が初めて手掛けたフィルム作品《Woman’s House》を含み、初期の挑戦的な作品群を展示します。
2.
「こまぎれの時間」から生まれた心象風景:家事の合間に撮影された作品では、アメリカと日本の風景が交差します。
3.
フィルムからビデオへ:ユーモアあふれる作品が特徴。
4.
女性たちの日常と心理:出光の個人的な家族の光景を描いた作品群。
5.
アメリカ、父、そして女性の生き方:自らの関係性を掘り下げた作品が揃います。
6.
人間の深層心理をみつめる:心理学をテーマにした作品が集められています。
7.
〈グレート・マザー〉シリーズ一挙上映:母親像の複雑さをテーマに。
8.
家族の記憶:家族との関係性を反映したビデオ作品。
9.
長編ビデオ2作品:アーティスト志望の女性を主人公とした作品が上映されます。
上映会の特典
上映会では、学生や高校生以下は無料で参加できます。また、展覧会のチケットを提示すると、上映料金の割引も受けることができる「上映割」が実施されるなど、観客に配慮したシステムが整っています。
開催概要
- - 上映日: 2026年8月27日(木) ~8月30日(日)、9月17日(木)~9月20日(日)
- - 会場: 東京都写真美術館 1階ホール 〒153-0061 東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内
- - 料金: 一般およびシニア500円、学生・高校生以下は無料。障害者手帳を持つ方は無料(介護者は2名まで同伴可)。
- - URL: 東京都写真美術館公式サイト
出光真子の映像作品を通じて、彼女の独自の視点や表現方法、深く掘り下げられたテーマに触れるこの貴重な機会をお見逃しなく!